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2002年FIFAワールドカップKorea/Japan

世界中の国と地域がサッカーの世界一を目指して戦うスポーツ最大の大会。今やオリンピックをしのぐとさえ言われている大会で今までも数々の名勝負を繰り広げてきた。 今大会は開催国が一つではなく初の共同開催で韓国と日本で行われる。開幕戦を韓国で、決勝戦を日本で行う事になっている。 勿論、前回優勝のフランスは予選を免除。開催国の韓国と日本も予選を免状ということになっている。

各国代表選手名鑑


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:D 第1節
プサンアシアドメインスタジアム
 
韓国
VS
ポーランド
  監督フース・ヒディンク   監督ブワディスワフ・エンゲル  
  GK李 雲在「イ・ウンジェ」   GKイェジー・ドゥデク  
  DF崔 眞普uチェ・ジンチョル」   DF15トマシュ・ワウドフ  
  DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」   DFトマシュ・ハイト  
  DF金 泰映「キム・テヨン」   DF20ヤチェク・ボンク  
  MF金 南一「キム・ナミル」   DFミハウ・ジェブワコフ  
  MF21朴 智星「パク・チソン」警告  MFピオトル・シビエルチェフスキ  
  MF22宋 鐘國「ソン・ジョンジク」   MF10ラドスワフ・カウジニー  
  MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」   MF18ヤチェク・クシヌウェク警告 
  MF13李 乙容「イ・ウリョン」   MF21マレク・コズミンスキ  
  FW薛 g鉉「ソル・ギヒョン」   FW11エマニュエル・オリサデベ  
  FW18黄 善洪「ファン・ソンフォン」   FW19マチェイ・ズラフスキ  
 
IN FW19安 貞桓「アン・ジョンファン」IN FWパペウ・クリシャウォビッチ
OUT FW18黄 善洪「ファン・ソンフォン」OUT FW19マチェイ・ズラフスキ
IN MF14李 天秀「イ・チョンス」IN DFトマシュ・クウォス
OUT MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」OUT DF20ヤチェク・ボンク
IN FW16車 ドゥリ「チャ・ドゥリ」警告IN FW14マルチン・ジェブワコフ
OUT FW薛 g鉉「ソル・ギヒョン」OUT MF10ラドスワフ・カウジニー


6/4(火)GROUP:D 第1節
プサンアシアドメインスタジアム

韓国
 VS 
ポーランド

前−半

後−半

合−計

黄 善洪「ファン・ソンフォン」

  

柳 想鉄「ユ・サンチョル」

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
ポーランドは様子を見たいのだが、韓国は前半から猛攻を仕掛ける。ポーランドはオリサデベに放り込むという事しか出来ないが、韓国はしっかりと繋いでパスワークが出来ていた。 チーム全体でどういう仕掛けをしたいのかが明確だったタメ、得点はすぐに現れた。サイドからのクロスにニアでフリーになっていた黄 善洪がボレーシュートをニアサイドに叩き込み1−0と 先制した。後半になっても韓国の猛攻は変わらず。柳 想鉄の強烈なミドルシュートが決まった時点で事実上の試合終了。ポーランドに2点を追いつく攻勢は皆無で終わった。これで韓国が初めての勝利で勝ち点3を 得た。

   −今日の受賞者−
MOM : MF朴 智星「パク・チソン」    (韓国代表)
MOM : FW黄 善洪「ファン・ソンフォン」 (韓国代表)
MVP : MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」   (韓国代表)
MVP : FW安 貞桓「アン・ジョンファン」 (韓国代表)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
朴 智星のパスワークが起点となっていた。尹 晶煥の出番が無いのがうなずけるほどの活躍だった。黄 善洪はボレーシュートを評価。韓国の初勝利に繋がる最高の先制点だった。 柳 想鉄はいつもポジションが違うので分かりづらい。今回はトップ下だった模様、強烈なキャノンなどらしいプレーも披露。安 貞桓が入った後はカウンターサッカーで幾度も得点のチャンスを作り出した。 実際に得点を上げてもおかしくないカタチもあっただけにゴールを決めて欲しかった。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:D 第2節
スウォンワールドカップスタジアム
 
アメリカ
VS
ポルトガル
  監督ブルース・アリーナ   監督アントニオ・オリベイラ  
  GKブラッド・フリーデル   GKヴィットール・バイア  
  DF22トニー・サネー   DF22ロベルト・ベト警告 
  DF12ジェフ・アグース   DFフェルナンド・コウト  
  DFフランキー・ヘジュク   DFジョルジュ・コスタ  
  DF23エディー・ポープ   DF23ルイ・ジョルジュ  
  MFジョン・オブライエン   MFルイス・フィーゴ  
  MFパブロ・マストロエニ   MF20アルマンド・テイシェイラ・ペティト警告 
  MF17ダマーカス・ベアズリー警告  MFジョアン・ピント  
  MFアーニー・スチュアート   MF10マヌエル・ルイ・コスタ  
  MF21ランドン・ドノヴァン   MF11セルジオ・コンセイソン  
  FW20ブライアン・マクブライド   FWペドロ・パウレタ  
 
IN MF13コビー・ジョーンズIN MF17パウロ・ベント
OUT MFアーニー・スチュアートOUT DF23ルイ・ジョルジュ
IN FWジョー・マックス・ムーアIN DF13ジョルジュ・アンドラージ
OUT MF21ランドン・ドノヴァンOUT DFジョルジュ・コスタ
IN DF16カルロス・ラモサIN FW21ヌーノ・ゴメス
OUT DF23エディー・ポープOUT MF10マヌエル・ルイ・コスタ


6/5(水)GROUP:D 第2節
プサンアシアドメインスタジアム

アメリカ
 VS 
ポルトガル

前−半

後−半

合−計

ジョン・オブライエン

 ロベルト・ベト

OWN GOAL

 OWN GOAL

ブライアン・マクブライド

  


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・
ポルトガルの美技を・・・タレント軍団の華麗なパス回しを・・・優勝候補のサッカーを見たかったのに。前半開始早々にセットプレイから、まさかの失点。これでもすぐに修正出来たはず。 しかし、サッカーって恐い。なんてことはないセンタリング、これが詰めに来たDFの顔に当たって・・・なんとゴールへ。GKも逆をつかれてゴール。これで2−0。ここからリスクをかけて攻めるポルトガル、 しかし、ここにも落とし穴が。なんてことはないカウンターからマクブライドのヘッドで3−0。前半終了間際にセットプレイからベトが返した事で後半勝負となる。それでも、攻めるカタチを見いだせないまま 自殺点で1点を献上してくれるものの、決定的チャンスも少なく3−2でアメリカの勝利という大番狂わせを起こしてしまった。

   −今日の受賞者−
MOM : MFランドン・ドノヴァン      (アメリカ)
MVP : FWペドロ・パウレタ        (ポルトガル)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
ドノヴァンのサイドからの攻め上がりが終始、ポルトガルの守備陣を崩した。アメリカがここまでやれるとは思わなかったが、このドノヴァンは後半も代えられるまで攻め続けた。 他にはポルトガルのFWパウレタのアタックはスバらしかった。それが得点に繋がらなかったのは悔しい。ってか、まぐのお気に入り、ヌーノ・ゴメスをもっと早く出して欲しかった。 いや、ケガは分かってるけどさ。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:E 第3節
テグスタジアム
 
韓国
VS
アメリカ
  監督フース・ヒディンク   監督ブルース・アリーナ  
  GK李 雲在「イ・ウンジェ」   GKブラッド・フリーデル  
  DF崔 眞普uチェ・ジンチョル」  DFフランキー・ヘジュク警告 
  DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」警告  DF12ジェフ・アグース警告 
  DF金 泰映「キム・テヨン」  DF22トニー・サネー  
  MF金 南一「キム・ナミル」  DF23エディー・ポープ  
  MF21朴 智星「パク・チソン」  MFジョン・オブライエン  
  MF13李 乙容「イ・ウリョン」  MF10クラウディナ・レイナ  
  MF22宋 鐘國「ソン・ジョンジク」  MF17ダマーカス・ベアズリー  
  MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」  MF21ランドン・ドノヴァン  
  FW薛 g鉉「ソル・ギヒョン」  FW11クリント・マティス  
  FW18黄 善洪「ファン・ソンフォン」  FW20ブライアン・マクブライド  
 
IN MF14李 天秀「イ・チョンス」IN MFエディ・ルイス
OUT MF21朴 智星「パク・チソン」OUT MF17ダマーカス・ベアズリー
IN FW19安 貞桓「アン・ジョンファン」IN FW15ジョシュ・ウォルフ
OUT FW18黄 善洪「ファン・ソンフォン」OUT FW11クリント・マティス
IN FW11崔 龍洙「チェ・ヨンス」
OUT MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」


6/10(月)GROUP:E 第3節
テグスタジアム

韓国
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

合−計

安 貞桓「アン・ジョンファン」

 クリント・マティス


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
因縁の対決だったらしい。まぐとしては韓国はここで勝たないと次がポルトガルなので、予選突破は難しいだろうと考えていた。しかし、実際はもっと別の因縁が渦巻いていたのだ。現在、韓国はとある出来事のおかげで反米感情が 高まっているのだ。それはさておき、試合開始。前半からもの凄い攻勢を強める韓国。シュートの雨をアメリカに浴びせる。ところが、ヘッドで競り合った所で黄 善洪がまぶたの上を切ってしまい大流血。そして、ここでアメリカが あっさりと繋いでモヒカン男の「マティス」が抜けだし、綺麗に流し込んで1−0とアメリカが先制。まさかの展開に解説のユン・テジョさんも落ち着いてる割りには内心ドキドキのはず。後半も相変わらず攻め込み、いつ得点が入ってもおかしくない展開へ。 後半32分にFKから安 貞桓が飛び出してコースを変えるだけのヘッドで1−1と同点。しかも、先ほど言った反米感情そのものをかたどったパフォーマンスを魅せた。ソルトレイク五輪でのショートトラックでアポロ・アントン・オーノが 金メダルを取った時に、実際は韓国の選手が一位で突破していたのに後で走行妨害したとして失格したのだ。これが反米感情の引き金となった。そのショートトラックをかたどったパフォーマンスを見せつけた。その後も攻め続け、ロスタイムに 崔 龍洙がフリーでシュートを放つも失敗して試合終了。勝てた試合を落とした。

   −今日の受賞者−
MOM : FW安 貞桓         (韓国)
MOM : GKブラッド・フリーデル   (アメリカ)
MVP : MF李 乙容         (韓国)
MVP : FW薛 g鉉         (韓国)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
安 貞桓は言うに及ばず同点ゴールを評価。GKフリーデルは最高のパフォーマンスを披露、神がかったセービングは韓国の夢をうち崩すに十分。今後も注目のGKだぞ。実際は第二GKというのも運がいい。 李 乙容はなぜか「まぐノート」で良かったプレー、目立った選手は正の字を書いていくという方法で評価してるんだけど、一番高かったのでMVP。ソルギヒョンは空中戦の高さとアメリカのフィジカルにも負けなかったのを 評価。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:D 第4節
ジョンジュスタジアム
 
ポルトガル
VS
ポーランド
  監督アントニオ・オリベイラ   監督ブワディスワフ・エンゲル  
  GKヴィトール・バイア   GKイェジー・ドゥデク  
  DF18ヌーノ・フレシャウト警告  DFトマシュ・ハイト  
  DFフェルナンド・コウト   DF15トマシュ・ワウドフ  
  DFジョルジュ・コスタ警告  DFミハウ・ジェブワコフ  
  MF23ルイ・ジョルジュ警告  MFピオトル・シビエルチェフスキ警告 
  MF20アルマンド・テイシェイラ・ペティ   MF21マレク・コズミンスキ  
  MF17パウロ・ベント   MF10ラドスワフ・カウジニー  
  MF11セルジオ・コンセイソン   MF18ヤチェク・クシヌウェク 
  MFルイス・フィーゴ   MF11エマニュエル・オリサデベ  
  FWペドロ・パウレタ   FWパペウ・クリシャウォビッチ  
  FWジョアン・ピント   FW19マチェイ・ズラフスキ  
 
IN MF10マヌエル・ルイ・コスタIN DF17ヤチェク・ボンク警告
OUT FWジョアン・ピントOUT MF10ラドスワフ・カウジニー
IN DF22ロベルト・ベトIN FW14マルチン・ジェブワコフ
OUT DF18ヌーノ・フレシャウトOUT FW19マチェイ・ズラフスキ
IN MF19ヌーノ・カプーショIN MFトマシュ・ジョンサ
OUT MF11セルジオ・コンセイソンOUT DFミハウ・ジェブワコフ


6/10(月)GROUP:D 第4節
ジョンジュスタジアム

ポルトガル
 VS 
ポーランド

前−半

後−半

合−計

ペドロ・パウレタ3

  

マヌエル・ルイ・コスタ

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
ポーランドもポルトガルも負けられない一戦。なにせ、どちらも勝ち点を1も手に入れてないからだ。しかも、3節でアメリカも韓国も勝ち点を4にしてしまったので勝ち点0で終わることは即予選敗退となるからだ。 前節ではアメリカに屈辱的敗北を喫したポルトガルは序盤からFWパウレタの積極的なプレーで攻め込む。それが実って前半14分にパウレタがDFをかわして流し込み1−0と先制。その後はポーランドもシュートを打ちまくったりと 大味な展開ながら面白くなってきた。そのまま、後半へ。後半もポーランドの猛攻から・・・しかし、ポルトガルはこの男が交代で入ってきてから一方的な試合を展開する。それは「マヌエル・ルイ・コスタ」だった。 ルイコスタを見なきゃ行けないとマークを修正している間にフィーゴからパウレタで2−0と突き放し、2点を取った事で乗ってしまったパウレタは絶好調となってゴールを狙う。その後もパウレタが決めてハットトリック。 負けてもいいからパウレタにだけは決めさせないとマークを固めたらニアからルイコスタが詰めて4−0と内容は面白い試合も結果は圧勝でおわった。ポーランドの予選敗退が決定した。

   −今日の受賞者−
MOM : FWペドロ・パウレタ        (ポルトガル)
MOM : FWマヌエル・ルイ・コスタ     (ポルトガル)
MVP : MFルイス・フィーゴ        (ポルトガル)
MVP : GKヴィトール・バイア       (ポルトガル)
MVP : FWエマニュエル・オリサデベ    (ポーランド)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
くぅ・・・まぐはヌーノゴメスが好きなのに・・・まぁいい。パウレタがハットトリックで救った。それよりも内容を変えてくれたのがルイコスタの存在とルイコスタにつられたおかげでフリーになる機会の 増えたフィーゴだろう。これぞポルトガルだね。他にはオリサデベの強烈なシュートやクリシャウォビッチの一対一のシーンで本並さながらの攻撃的GKぶりを発揮してセーブしてくれたバイーアにも評価。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:D 第5節
インチョンムンハクスタジアム
 
ポルトガル
VS
韓国
  監督アントニオ・オリベイラ   監督フース・ヒディンク  
  GKヴィトール・バイア   GK李 雲在「イ・ウンジェ」  
  DF22ロベルト・ベト警告  DF22宋 鐘國「ソン・ジョンジク」  
  DFフェルナンド・コウト   DF崔 眞普uチェ・ジンチョル」  
  DFジョルジュ・コスタ   DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」  
  DF23ルイ・ジョルジュ   DF金 泰映「キム・テヨン」警告 
  MF20アルマンド・テイシェイラ・ペティ   MF金 南一「キム・ナミル」  
  MF17パウロ・ベント   MF10李 榮杓「イ・ヨンピョ」  
  MF11セルジオ・コンセイソン   MF柳 想鉄「ユ・サンチョル」  
  MFルイス・フィーゴ   MF21朴 智星「パク・チソン」  
  FWペドロ・パウレタ   MF19安 貞桓「アン・ジョンファン」  
  FWジョアン・ピント退場  FW薛 g鉉「ソル・ギヒョン」  
 
IN DF13ジョルジュ・アンドラージIN MF14李 天秀「イ・チョンス」 
OUT FWペドロ・パウレタOUT MF19安 貞桓「アン・ジョンファン」
IN DFアベル・シャヴィエル
OUT DF23ルイ・ジョルジュ
IN FW21ヌーノ・ゴメス
OUT MF20アルマンド・テイシェイラ・ペティ


6/14(金)GROUP:D 第5節
インチョンムンハクスタジアム

ポルトガル
 VS 
韓国

前−半

後−半

合−計

 

 朴 智星「パク・チソン」


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと。
負けなければ予選突破が決まる韓国だが、相手はなんとポルトガル。そのポルトガルですらこの試合結果では予選敗退となってしまう崖っぷち。試合開始から大荒れな試合。まず21分にJ・ピントが一発退場。マジで後ろから 内側側副靱帯辺りをガツンとやってるので当然の退場。それでも前半は何事もなく終了。後半へ。後半は韓国が猛攻を仕掛ける。ミドルシュートの雨を降らせて襲いかかるが、枠にいかないので恐くない。対して、時折攻め込むポルトガルは 相手に失点もののシュートをいくつか浴びせる。しかし、ベトが二枚目のイエローカードで2人目の退場者を出してしまう。その直後、朴 智星の見事な切り返しからのボレーシュートで0−1と韓国が先制する。負けてしまうと突破が無い ポルトガルとしては猛攻に出る。フィーゴのFKはわずかに外へ、Sコンセイソンのボレーはポスト、ヌノゴメスのシュートは空振りと決定機を外しまくる。そのカウンターを何度も韓国が仕掛けるけど、本並バイーアがことごとく 攻撃的GKぶりを発揮して失点を許さない。しかし、無情にも試合終了してしまい、ポルトガルまで予選敗退となってしまった。

   −今日の受賞者−
MOM : DF洪 明甫「ホン・ミョンボ」   (韓国)
MVP : GKヴィトール・バイア       (ポルトガル)
MVP : MFルイス・フィーゴ        (ポルトガル)
MVP : MF李 榮杓「イ・ヨンピョ」    (韓国)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
洪 明甫の好判断守備が随所に光った。特に先制した後での守備は光った。何気にセルジオ・コンセイソンのポスト当てボレーは洪 明甫に当たったおかげなんすよ。それと追加点を阻んだ立役者はやはり本並さん。 あの前への飛び出しといい顔といい間違いなく攻撃的GKの本並さんそのもの。おもわず、TVの前で「ホンナミ!ホンナミ!」とコールしちゃったよ。フィーゴもまぁまぁ活躍した。FKなどは見せ場だったけどね。 他には追加点を取れるよう何度も配給した李 榮杓も評価。ついでに朴 智星もかなりの評価だぞい。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:D 第6節
テジョンスタジアム
 
ポーランド
VS
アメリカ
  監督ブワディスワフ・エンゲル    監督ブルース・アリーナ  
  GK12ラドスワフ・マイダン警告  GKブラッド・フリーデル  
  DFトマシュ・クウォス   DFフランキー・ヘジュク警告 
  DFヤツェク・ジェリンスキ   DF12ジェフ・アグース  
  DF13アルカディウシュ・グウォバツキ   DF22トニー・サネー  
  DF21マレク・コズミンスキ警告  DF23エディー・ポープ  
  MFチェザーリ・クハルスキ警告  MFジョン・オブライエン  
  MF16マチェイ・ムラフスキ   MF10クラウディナ・レイナ  
  MF18ヤチェク・クシヌウェク   MFアーニー・スチュアート  
  MF19マチェイ・ズラフスキ   MF21ランドン・ドノヴァン  
  FWパペウ・クリシャウォビッチ   FW11クリント・マティス  
  FW11エマニュエル・オリサデベ警告  FW20ブライアン・マクブライド  
 
IN FW14マルチン・ジェブワコフIN MF17ダマーカス・ベアズリー
OUT MFチェザーリ・クハルスキOUT DF12ジェフ・アグース
IN MF23パベル・シビクIN FWジョー・マックス・ムーア
OUT FW11エマニュエル・オリサデベOUT FW20ブライアン・マクブライド
IN DF15トマシュ・ワウドフIN MF13コビー・ジョーンズ
OUT DFトマシュ・クウォスOUT MFアーニー・スチュアート


6/14(金)GROUP:D 第6節
テジョンスタジアム

ポーランド
 VS 
アメリカ

前−半

後−半

合−計

エマニュエル・オリサデベ

 ランドン・ドノヴァン

パペウ・クリシャウォビッチ

  

マルチン・ジェブワコフ

  


   −おまけ−
・試合内容をちょろちょろと・・・。
アメリカは勝てば突破。しかし、敗退が決まっているポーランドは手を抜かなかったのだ。まずはワールドカップ初勝利を手に入れるために。開始2分、CKから期待のFWオリサデベが待望のゴール。その1分後にアメリカが同点に追いつくもオフサイドの判定。 これに抗議している間にさっさと試合を初めてポーランドのクリシャウオビッチが2点目。たった、5分でアメリカの予選突破の希望はどん底にまで落ちた。その後、選手を替えて必死においすがるアメリカ。 後半に入ってもそれは変わらず21分にジェブワコフにゴールを決められ意気消沈・・・と思ったら、凡戦ムードのスタジアム内に突如沸き起こる大歓声。そう、反対側でポルトガルが韓国に1点を取られたのを知ったためだ。 これで息を吹き返したアメリカはなんとかドノヴァンが1点を返して試合終了。アメリカはサッカーファンからの反感を買う奇跡の棚ぼた突破を決めた。

   −今日の受賞者−
MOM : MFヤチェク・クシヌウェク   (ポーランド)
MVP : FWクリント・マティス     (アメリカ)
MVP : FWパペウ・クリシャウォビッチ (ポーランド)
・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
つまらん試合かと思ったけどなかなか楽しめた試合だった。モヒカンマティスも面白い選手だし、クスヌウェクなど名前を覚えるには十分な試合。でも、ポーランドの実力が開幕から出来ればもっと荒れたリーグだったと思うと突破できたアメリカはすんごい 強運だな。


2002年FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN GROUP:D ベストイレブン

  監督フース・ヒディンク韓国 
  GKブラッド・フリーデルアメリカ 
  DF12ジェフ・アグースアメリカ 
  DF20洪 明甫「ホン・ミョンボ」韓国 
  DFフェルナンド・コウトポルトガル 
  MF21朴 智星「パク・チソン」韓国 
  MF10クラウディナ・レイナアメリカ 
  FW19安 貞桓「アン・ジョンファン」韓国 
  MF10マヌエル・ルイ・コスタポルトガル 
  MF21ランドン・ドノヴァンアメリカ 
  FWペドロ・パウレタポルトガル 
  FW11クリント・マティスアメリカ 


・あ、ちなみにこれは公式見解じゃなくてまぐのベストイレブンですので・・・。
うーん、始まる前はここに韓国じゃなくてポルトガルが占領しちゃうんじゃないかという程、格の違いがあると予想していた。意外にも最も多いのがアメリカという悲劇。まさか、これほどまでにアメリカが面白い選手を持っているとは知らなかった。 ドノヴァンの直線ドリブル、レイナのやる気無さ気なプレー、アグースのプロレス系の顔立ち、マティスの頭・・・こんなに個性豊かなチームとは思いませんでした。それに比べてポルトガルのプレーはお粗末過ぎました。 パウレタぐらいしか盛り上がらなかった。次点はヴィットール・バイーア・ホンナミ、宋 鐘國「ソン・ジョンジク」、崔 眞普uチェ・ジンチョル」、ミハウ・ジェブワコフ、フランキー・ヘジュク、ジョン・オブライエン、 ルイス・フィーゴ、柳 想鉄「ユ・サンチョル」、ヤチェク・クシヌウェク、セルジオ・コンセイソン、ブライアン・マクブライド、黄 善洪「ファン・ソンフォン」でした。ポーランドは1人も出てこなかったのが残念。


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