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2004年東京ヴェルディアウォーズ


・いつもはクリスマス・年末企画のこのコーナー。今年は何故でしょうね。とっくに2005年ですよ。参っちゃいますね。そうです、そうなんです。天皇杯決勝なんぞ出ちゃったもんですからね。このコーナーも伸び伸びになっちゃいました。 それでは、最初に2004年を簡単に振り返ってみましょう。ヴェルディとしては初めてのアルゼンチン人選手の獲得がありましたね。金田さん曰く、かなりダーティーな選手ですよとのこと。しかし、蓋を開けてみると、なかなかのナイスガイでした。危ないプレーは 相手がブラジル人の時だけでした。ヴェルディは合宿でグァムへ行きましたね、その後韓国で統営(とんよん)カップなんぞに出場しましたが負けました。対応が悪かったそうなので、今年は参加しないと思います。開幕からケガ人だらけという毎年恒例の状態でスタート。 エムボマがアフリカ選手権に出ちゃったせいで手術も遅れてしまい欠場。でも、ケガ人続出のおかげで光明も指す。それは15歳森本のJデビュー。おまけに山西をガッタガタにしてしまう伝説も残した。それでも開幕3連敗3連分で最悪のスタート。丁度、この頃に4−4−2を捨てて 3−5−2へ。戸川を使いたかったからという布陣変更が成功して波に乗る。残り試合を5勝3敗1分で9位で終わる。この頃、ナビスコカップ予選を負け無しで通過。カップ戦に光明を見出す事に。そうそう、合間にレアル・マドリードと試合し、レベルの違いを見せ付けられてしまう事もありました。 後期は3−5−2のままケガ人も戻りベストの布陣で挑む・・・が、起用法に不満を持ったエムボマが退団。かわりにフランスのモンペリエ在籍の廣山を獲得。途中での獲得という事もあってか目立った活躍は出来ませんでした。そして、後期もスタートで出遅れ。浦和2−7という最悪の試合を経験し、3連敗で脱落。名古屋・G大阪を 倒して復活かと思うと、下位の広島・神戸に負けてしまい優勝戦線脱落。なーんか、ピリッとしないチームに急激な成長をもたらす試合が現れる。0−3で前半で負け&オジー解任を覚悟したナビスコ準決勝だ。後半だけで3−3と同点に追い付くゲームを経験し、ヴェルディは強くなった。試合内容で格段のレベルアップ。 セカンドの順位は9位と普通で終わったが天皇杯では決勝進出。そして、念願の天皇杯制覇! 「10.13」を経験した選手達は強くなりました。今年ももっともっと期待出来るはずです。

・いかがでしたでしょうか。今年のヴェルディを一気に振り返りました。それでは、各賞の発表へと参りたいと思います。今回から初めての企画があります。それは「みんなが考えるアウォーズ」です。天皇杯の名古屋戦のヴェルディスタバスツアー。実はこのバスツアーで「まぐまぐまぐろんアンケート」を実施。 ↓の項目をみんなにアンケートをしてもらいました。また今年の年末にでも同じ企画をやるつもりなので、みなさまご協力をお願いしますです。そして、今回はありがとうございましたーっ!!


得点王

トップ : FW 平本一樹   16点
ユース : FW 林 陵平   22点


・*トップとはJ1リーグ、ナビスコカップ、天皇杯を含めた全公式戦に加え、公式HP内で発表された練習試合も含みます。ユースは公式戦「東京都大会(新人戦)、クラブユース選手権、Jユースカップ・・・とその予選」だけでしたが、今回は新たに「イギョラ杯、プリンスリーグ」を含みます。

・一番ゴールしたのは一樹なんですが・・・少ないです。このうち、6ゴールが練習試合などです。Jリーグなどの公式戦だけなら桜井の方が得点王になります。ま、合計でも一樹が2ゴール上回っただけなので、天皇杯でのゴールで一樹が勝ちましたよ。2005年こそは文句無しの得点王を期待しますです。 一樹の特徴ですが、フリーであればあるほど良く外しました。そして、難しいシュートであればあるほど決めました。お前はフェルナンド・フマガリ(*98年ヴェルディ在籍FW)かっ!という難しいツッコミをしたくなる1年でした。

・ユースは・・・永遠の成長期こと林で決定。1年の頃から比べてみるとかなりプレースタイルがかわった様に思う、身長もね。ヴェルディユースの中ではめずらしく長身の選手で、1年の頃とは比べ物にならないほどポストプレイをこなせるようになった。ただ、ヘディングシュートよりも足技でのゴールが多いとこが ヴェルディらしいか。2位の宇佐美は当然としても、タイで2位になってる弦巻の得点力には驚かされました。ともあれ、2004年の最初は誰がFWで固定されるのかも分からない状態。林の成長なくして、2004年のユースの成績は考えられないね。

          −ヴェルディ得点ランク−                  −ヴェルディユース得点ランク−
 1位 平本一樹   16点 |  8位 玉乃 淳   5点 | 1位 林 陵平   22点 |11位 征矢貴裕   3点
 2位 桜井直人   13点 |  8位 林 陵平   5点 | 2位 宇佐美 潤  18点 |12位 志田健太   2点
 3位 飯尾一慶    9点 | 13位 三浦淳宏   4点 | 2位 弦巻健人   18点 |12位 村杉聡史   2点
 4位 小林慶行    8点 | 13位 相馬崇人   4点 | 4位 須藤右介   12点 |12位 木野村 拓  2点
 5位 エムボマ    8点 | 13位 ウーゴ    4点 | 5位 吉村健太郎   9点 |12位 新福 優   2点
 6位 森本貴幸    7点 | 16位 ウベダ    3点 | 6位 富田晋伍    8点 |12位 皆川翔太   2点
 6位 小林大悟    7点 | 16位 林 健太郎  3点 | 6位 三原直樹    8点 |
 8位 平野 孝    5点 | 16位 清水康也   3点 | 8位 喜山康平    7点 |
 8位 米山篤志    5点 | 19位 喜山康平   2点 | 8位 オサマ     7点 |
 8位 山田卓也    5点 |               |10位 坂口達也    4点 |


アシスト王

トップ : MF 小林大悟   17回
ユース : MF 弦巻健人   22回


・*トップとはJ1リーグ、ナビスコカップ、天皇杯を含めた全公式戦に加え、公式HP内で発表された練習試合も含みます。ユースは公式戦「東京都大会(新人戦)、クラブユース選手権、Jユースカップ・・・とその予選」だけでしたが、今回は新たに「イギョラ杯、プリンスリーグ」を含みます。

・大悟がアシスト王でした。実はナビスコ準決勝から才能開花なのです。それまでは6回でアシスト王は一樹だったんです。しかし、ナビスコで才能を開花させて一気に10アシストを記録。清水戦では大悟の3アシストもあったりと大活躍しました。そりゃ、オジーが可愛がるはずだわ。特にお気に入りなのが、ショートコーナーで戻ってきた ボールをゴールと反対側にドリブルして反転クロス。これが結構好きみたいです。あと、コーナーキックを任されてるってのも要因の一つですね。後はナルシストパスを仲間に分かってもらうことだけさ。たまーに、仲間も見惚れてる時あるから。

・俺達の弦巻ぃ〜♪がアシスト王です。そうです、懸命なユース追っかけなら分かるはず。これでユースアシスト王は2年連続です。こうなったら来年も取って、3年連続アシスト王の冠引っさげてトップへ昇格という道筋が出来上がってきましたよ。大悟の才能開花も急激に上がってびっくりしましたが、 この弦巻も凄いですよ。得点ランクにも2位に入ってますから。まさに得点良し、アシスト良し、運動量良しと歌って踊れるユースアイドルになれますよ。ユースのアイドル弦巻くんを是非注目です!

          −ヴェルディ得点ランク−                  −ヴェルディユース得点ランク−
 1位 小林大悟   17回 | 11位 山田卓也   4回 | 1位 弦巻健人   18回 |11位 三原直樹   2回
 2位 平本一樹   12回 | 11位 桜井直人   4回 | 2位 宇佐美 潤  13回 |11位 坂口達也   2回
 3位 平野 孝    8回 | 11位 玉乃 淳   4回 | 2位 林 陵平   10回 |
 3位 相馬崇人    8回 | 11位 廣山 望   4回 | 4位 喜山康平    7回 |
 5位 小林慶行    6回 | 15位 米山篤志   3回 | 5位 須藤右介    4回 |
 6位 飯尾一慶    6回 | 15位 三原直樹   3回 | 6位 塗師 亮    3回 |
 7位 エムボマ    5回 | 17位 林 健太郎  2回 | 6位 富田晋伍    3回 |
 8位 ウーゴ     5回 | 17位 一柳夢吾   2回 | 8位 木野村 拓   3回 |
 8位 柳沢将之    5回 |               | 8位 小林裕紀    3回 |
 8位 久場政朋    5回 |               |10位 吉村健太郎   2回 |


 最優秀審判賞 : 西村雄一
皆が選ぶ審判賞 : 柏原丈二

*候補 : 布瀬 直次 / 松尾 一 / 穴沢 努

・いやぁ、こんな賞も作っちゃいました。まぐが選ぶ審判賞は西村雄一さんです。1年間でこの方がジャッジした試合は3試合もあります。そして、その3試合ともに「?」なジャッジで有名でした。基本的なジャッジの姿勢が「判官びいき」なのです。勝ってる方に不利なジャッジが多いのが特徴。 1試合で5枚6枚も警告を出すのが当たり前の審判です。2ND鹿島戦では空中戦を競っただけで反則を取られるし、桜井の2ゴールは幻になりました。それと1st長居でのセレッソ戦なんかは試合中にセレッソサポから「クソ審判」コールされてしまうほど酷かった。ヴェルディにだけ不利じゃなく、 両チームに不利なのも特徴でした。

・みんな大好き、愛される審判柏原が受賞。警告の基準が曖昧で前半と後半で全く違う審判にかわるいい加減さが認められての受賞です。選ばれる理由として、ヴェルディにばかり警告が多くなる傾向が嫌われる要因ですね。それでも、J全チームからマークされてる強豪で「柏原マジック」なる流行語も うまれた程。ただ、ヴェルディには米山・ロペス退場でロリ監督が大激怒したあの市原戦を未だに根に持ってる人が多いってのもあるかもね。柏原って名前だけでムッとしちゃうし。ちなみにヴェルディの試合でナイスジャッジだと思った審判は優秀審判の吉田さんぐらいですかね。少しは審判の技術向上に 頑張って欲しいものです。それとうちには吉田さんとか岡田さんはジャッジしてくんないの?



フェアプレー個人賞 : GK 高木義成
最多ファール個人賞 : DF クラウディオ・ウベダ


・いやぁ、フェアプレー賞は文句無しの義成でございます。Jリーグでもフェアプレー賞を獲得していますが、まぐまぐまぐろんでも受賞にしました。実はJリーグでは2年連続無警告なんですが、昨年は天皇杯で警告をもらってしまいました。 今年はどこでももらいませんでしたので義成です。他に水原、常澤のGKはいずれも警告無しでした。いつもは優遇するフィールドプレイヤーでは猛毒ヤナギが無警告でしたよ。来年もフェアでクリーンなサッカーをお願いしますね。

・予想通りの完勝です。クラウディオ・ウベダが堂々の警告王となりました。選出の基準は警告が1点、退場が2点、出場停止が1点という具合で計測。14警告1退場5出場停止のウベダがトップです。毎回常連の一樹は2位、桜井は6位でした。 意外な事にやしけんも2位です。これはナビスコ準決勝の革命の日以降は1枚ももらっていません。つまり、それ以前がいかに「やしけんへ負担」がかかっていたのかを表しています。本来あるべきカタチに戻った林は警告なんてもらいませんよ。天皇杯はもらいましたけどね。 それでもウベダは相手がブラジル人じゃなければ激しいファールも無かったので印象ほど警告王って感じはしませんでした。やはり、CBエメルソンやCBロペたんが凄すぎて・・・。

                    −ヴェルディ警告ランク−         
 1位 ウベダ    14警告1退場5停止 21点 |  9位 玉乃 淳   4警告1停止     5点 
 2位 平本一樹    5警告2退場4停止 13点 |  9位 ウーゴ    5警告        5点 
 2位 林 健太郎   9警告1退場2停止 13点 |  9位 一柳夢吾   2警告1退場1停止  5点 
 4位 桜井直人    7警告1停止     8点 | 12位 三浦淳宏   3警告1停止     4点 
 4位 平野 孝    7警告1停止     8点 | 12位 富澤清太郎  4警告        4点 
 4位 相馬崇人    7警告1停止     8点 | 12位 戸川健太   1警告1退場1停止  4回 
 4位 小林慶行    6警告1退場     8点 |
 4位 米山篤志    7警告1停止     8点 |


最長時間出場選手 : CB 米山篤志 / MF 林 健太郎   2610分
最多試合出場選手 : MF 林 健太郎 / MF 小林大悟   48試合/全67試合中
最多試合出場選手[ユース] : MF 宇佐美 潤   45試合/全46試合中


*ちなみにGKは除外しています。義成に任せちゃうと全試合出ちゃうんだもん。ごめんね、義成。

・全30試合に出場したのは勿論、高木義成です。しかし、あえてここはフィールドプレイヤーだけの賞とします。Jリーグが公式に発表している時間別で表しますと・・・29試合フル出場で2610分に出場したのが2人います。 ヨネとやしけんです。いずれも出場停止の1試合が大きかったですね。やしけんに至ってはナビスコの退場処分がJで響きました。それにしても、驚きなのが二人とも今年はケガをしていないことです。この賞を取るにはケガをしない 事が重要ですね。来年こそはコレに常連の山卓も入ってきますよ。米山は一昨年にケガで賞を取れなかっただけに、昨年は見事でした。今年はCBの層も厚い、戸川の台頭に新戦力と2年連続での受賞は難しいかな? でも、そこを突破して欲しいもんです。

・最多試合出場選手賞も2人いました。この賞はいつも一樹の為の賞と言っても過言では無い・・・しかし、ジンクスは崩れた。なんと、首位はやしけんと大悟の2人に決定しました。これも同様にケガが無い事が条件になってきますね。 出場停止さえ無ければ、やしけんが単独で受賞していたのですが大悟も見事です。実はこの賞はどちらかというと若手の為の賞。Jで試合をこなしたり、練習試合に参加したり。とかく、ベテラン勢になるとコンディション調整などに気を配るので 練習試合は「お休み」する事が多いのです。しかし、今年はやしけんにお休みが無かった。本物の闘士とは、寝食何時如何なる時も鍛錬を怠らない。常に高いコンディションをキープし続ける事が出来ていたんでしょうね。大悟に至ってはまだまだ若いからね。 今は猛烈アピールしてレギュラー取りの為の試合出場だと思います。2005年は新婚さんなので試合数は減ると思われます。早く終わろうよ〜、もう帰ろうよ〜ってな具合にね。

・そう、なんと最多出場選手は塗師でも、須藤でも、富田でもなく・・・なんと、宇佐美でしたーっ!!それにしても惜しいかな1試合だけベンチだったのよ。全試合出場も夢じゃなかったのに。有り余るスタミナ、真夏の猛暑も苦と思わない宇佐美。有名なシーンと言えば、 真夏日にも関わらず全力で走り回る宇佐美を心配していたところ、本人は元気良く「こんなもんじゃないっすよ」と言い放った。昨年はケガで泣いただけに今年の活躍は素晴らしかった。やっぱ、右サイドアタッカーは宇佐美ですよ。

        −ヴェルディ試合出場ランク−         
 1位 高木義成   2700分 |  1位 高木義成   49試合
 2位 林 健太郎  2610分 |  2位 林 健太郎  48試合
 3位 米山篤志   2610分 |  3位 小林大悟   48試合
 4位 小林慶行   2404分 |  4位 米山篤志   47試合
 5位 山田卓也   2338分 |  5位 平本一樹   47試合
 6位 ウベダ    2240分 |  6位 小林慶行   47試合
 7位 小林大悟   1978分 |  7位 ウベダ    41試合
 8位 三浦淳宏   1791分 |  8位 相馬崇人   41試合
 9位 平野 孝   1776分 |  9位 平野 孝   41試合
10位 平本一樹   1734分 | 10位 山田卓也   39試合


トップ / 新人王 : FW 森本貴幸
ユース / 新人王 : MF 村杉聡史

みんなが選ぶ新人王 : FW 戸川健太



・入団1年目の選手のみ適用。つまり新人王にノミネートした選手はGK常澤、DF戸川、康珍、MF小野、FW森本の5名のみ。ユースの新人王は1年生のみとなっております。

・まぐの選ぶ新人王は怪物ロナウド森本くんに決定です。CBに新しい風を入れた戸川、天皇杯優勝の李 康珍とも悩みましたが・・・昨年開幕の森本の伝説「山西抜き」を越える事はありませんでした。中学生で Jデビュー。15歳でJ初ゴール。そして、飛び級でU−19代表入り・・・んで、本来の代表であるU−16は居ない間に予選敗退という結果。おのれ、布。まぁいい。とにかく、森本くんで決定です。後はインサイドころころゴールに期待しましょう。

・ユースの新人王は難しかったです。本来ならユース新人王を取るはずの森本くんがトップ昇格。おかげで空いた新人賞にボブ村杉と金沢が争う新人王となりました。試合数は村杉くんの方が多いのですが、終盤でレギュラーの位置に入った金沢にも目が行きます。 しかし、決め手となったのは・・・まぐが見た試合で一番出てるのが村杉なんです。終盤はまぐがほとんど試合を見ていないので金沢くんの活躍も見ていないのです。はい、ここはまぐの独断で決めちゃいました。酷いですねぇ。 まぁ、二人とも黄金聖闘士(ゴールドセイント)です。きっと、これから大活躍するはずさ。

・みんなの選ぶ新人王は結構僅差でした。森本と戸川で真っ二つ。戸川が12人で森本が8人でした。活躍しやすいFWというポジションよりも、レギュラー奪取の難しいCBというポジションで選んだ人が多いみたいです。カバーリングなどの活躍も評価してるみたいです。 森本は完全にレギュラーではないけれど、戸川はレギュラーだからね。今回は難しい新人王争いでした。



まぐまぐまぐろん観戦記最多アクセス試合[トップ] : Jリーグ1st開幕戦 vs ジュビロ磐田   26,730カウント
まぐまぐまぐろん観戦記最多アクセス試合[ユース] : プリンスリーグ第8節 vs 前橋商業高校   13,369カウント


・一体、どれだけの人が観戦記を呼んだのか・・・その目安にするために設置したアクセスcgi。観戦記を何度も読み返す人は余りいないだろうと思ったのに、今年の観戦記アクセス数は何じゃこりゃの数。cgiの故障でしょうか、それとも本当にアクセス数増加したんでしょーか。昨年は 観戦記アクセスが平均で500カウントだったのに、2004年は平均で1万カウント。おいおい、そんなに読んでるんか? 最近、元ネタがだんだん難しかったり、身内ネタなども載ってしまうため知らない人には辛い観戦記になってしまった傾向にあります。今後はもうちょっと簡単な観戦記にしていきたいです。

・そんな訳で栄えある観戦記アクセスナンバーワンは森本Jデビューの磐田戦と決定しましたーっ! ま、普通に考えてみれば開幕戦なので一番日数がかかってるからという理由でしょうか。それとも、森本がどうだったのか、伝説の「山西抜き」はどうだったのかを知りたかったのでしょーか。 開幕がアウェーで行かなかった人も多い事も理由でしょーね。森本に変なキャラ設定がついたのも原因かも。

・ユースは何故かミスタープリンス杯でした。前橋商業の試合は4−0とヴェルディユースの内容も結果も満足な試合でした。とはいえ、この試合での醍醐味はやはり喜山。今までどーもキャラ設定が難しかった喜山を極限流空手の使い手という変な設定がついてしまいました。理由としては 試合中に目立ったマークの外しや走り込みなどではなく、じっくりと1試合氣を練って貯めておく。それを黄金の左足で一気に解放する、まるでヒョンみたいな選手だということで決まりました。イメージしやすいとこだとタケさんでしょーか。そんな注目の喜山くん目当てでトップになったと思います。



  年間ベストバウト : ナビスコ準決勝 vs FC東京戦[3−V4]
皆の選ぶベストバウト : ナビスコ準決勝 vs FC東京戦[3−V4]


・勝っても負けても、これが一番良かった試合だ!と思った試合を選んでみましょう。完勝という意味では2nd清水戦、1st鹿島戦などをあげることも出来ます。ただ、このFC東京戦は別物です。その後のチームに多大な影響をもたらしました。大悟・相馬の急成長、チームとしての方向性、選手全員のモチベーション、 そして天皇杯制覇。この試合がきっかけと言っても過言じゃありません。「10.13 俺達は強くなった」・・・FC東京にお礼を言わねばなりませんね。昨年、3連敗した甲斐もあったってもんよ。そういう訳で今年はFC東京に強くなった姿を見せ付けてやりましょう。んで、最大のライバルマリノスに対峙するんです。

・意外と言うか当然というか・・・皆の選ぶベストバウトもガス戦になりました。珍しいですね、負けた試合なのに今期最高の試合になってしまうんですから。ちなみに2位は1stの鹿島戦。やはり、あの鹿島に3−0と圧勝で勝てるというのは愉快です。あとは鹿島スタジアムで3−0勝ちしましょう。3位は内容も結果も圧勝ゲーム。 清水戦の4−0です。大悟3アシスト、ウーゴの繋げ繋げ繋げ繋げゴール!!の伝説試合です。勝てる時は楽しいサッカー出来るもんです。また、今年もこんな試合見たいですね。



  年間ワーストバウト : 2nd vs 浦和レッズ戦[2−7]
皆の選ぶワーストバウト : 2nd vs 浦和レッズ戦[2−7]


・やはり、屈辱の埼スタ。2−7ですかね。結局、この浦和2−7から連敗街道が始まってしまい、すわ監督交代か?とまで騒がせた。下位陣にも連敗が続いた際にも再燃した。勝ちのターニングポイントがナビスコ準決勝だとすると、 負けのターニングポイントはここだった。それにしても、うちはリアクションサッカーに弱いなぁと感じさせられた試合でもある。やっぱり、皆が選ぶワーストでも浦和戦でした。

・ちなみに皆が選ぶワーストバウト2位は2ndのFC東京戦が多かったですね。何もすることが出来ずに完敗した試合でした。せめて、これが0−0ならまだしも終了間際にド迫力のゴールを見せられたもんだから。3位は同じく2ndの神戸戦。和多田に2発叩き込まれて負けた試合。 ここで実質優勝争いは無くなった。他には1stの清水戦なども入っていましたよー。



  まぐ最優秀ゴール賞 : 2nd vs 清水戦 ウーゴ
皆が選ぶ最優秀ゴール賞 : 1st vs 市原戦 森本貴幸


・まぐは文句なしでウーゴのゴールをあげます。繋いで繋いでダイレクト、一樹がためて大悟のラストパスからウーゴ流し込み。これぞ、ヴェルディですよ。 いやぁ、シビれたなぁ。・・・でも、ウーゴはそんなに活躍出来なかったから、このゴールだけの印象でしか無い選手になっちゃいそう。

・皆で選ぶランクは森本のゴールでした。そうなんです。ベストゴールってのは技術的に優れているものだけでなく、どっかーんっ!とカッコイイゴールだったとか、ごっつぁんだったとか、 メモリアルゴールだったとか、パフォーマンスが良かったとか・・・全部をひっくるめてのベストゴールなんです。だからこそ、J最年少ゴールという森本のダイビングヘッドが一番多かったんでしょうね。 ちなみに2位がウーゴ、3位は1st名古屋戦の直接FKで決めた2点目のやつでした。他にも玉乃とかコバ、ボマのシュートが比較的多かったですよ。



        ベストイレブン
 GK 高木義成    | GK 最首雄介
 DF 米山篤志    | DF 杉山元輝
 DF ウベダ     | DF 塗師 亮
 MF 林 健太郎   | DF 坂口達也
 MF 小林慶行    | DF 三原直樹
 MF 小林大悟    | MF 富田晋伍
 MF 山田卓也    | MF 須藤右介
 MF 平野 孝    | MF 宇佐美 潤
 MF 三浦淳宏    | MF 弦巻健人
 FW 桜井直人    | FW 林 陵平
 FW 平本一樹    | FW 吉村健太郎


*Jリーグ、ナビスコカップ、天皇杯、練習試合の中で換算。リーグのみポイント計算を高く設定しています。その他、90分フル、先発交代、途中出場などの順で点数を付けた総合評価としています。警告は減点していません。

・うーん、やはり布陣をしっかりとシステムをしっかりと当てはめるスタメンではありません。今年、活躍を見せた選手達なのでポジションがかぶってるのに選ばれている場合があります。今回は無かったのですが、アンケートなどでは 相馬とアツと平野がいたりと面白い結果になってました。今回は相馬と戸川、森本に出場試合数が足りないせいでベストイレブンに入れませんでした。来シーズンは必ず入ってくるでしょうね。期待しましょー。

・ユースも結構、普通です。今年良く見た布陣で収まりました。意外な点はFW喜山、オサマが入らない事。やはり、1年トータルで見ていくとこうなりますね。林と吉村の2トップが一番しっくりきていた感じもするし妥当な線だと思います。 もし、ここに森本がいたらどうなっていたんでしょうか。普通にユースっ子やってたりして。ちなみに塗師は3年連続受賞です。うまく行けば弦巻も3年連続出来そうです。来年次第ですけどね。



  まぐ最優秀選手賞 : GK 高木義成
皆の選ぶ最優秀選手賞 : MF 小林大悟


・こればかりは独断と偏見でお送りするコーナーです。やはり、1年間で一番活躍したとはっきり言えるのは義成だと思います。序盤から神セーブの連発で幾度もチームを救いました。それに応えられない成績が続いていても、義成だけは必死に神セーブを連発しました。 後期の2−7の試合以降、義成らしさが見えなくなっていたのですが終盤には神セーブを取り戻しました。天皇杯決勝で名波のFKをセーブした瞬間は鳥ハダものでした。2004年を振り返るのに一番活躍した選手は高木義成選手に決定でーーすっ!!

・アンケートで一番多かったのは大悟でした。アンケートをした時期が天皇杯の名古屋戦だったので一番印象深いというのも理由でしょうね。やはり、オジーが推薦する通り大悟の急激な成長は万人が認めます。ちょっと、プレッシャー与えすぎかな?とも思えるほど誉めまくりです。 そんな勢いで結婚までしちゃいました。レギュラー争いも、ヴェルディ独身貴族にも妙なプレッシャーを与える若手として今シーズンは更なる飛躍を期待しましょー。ちなみに2位は山田卓也、3位は小林慶行選手でしたーっ。



まぐろんばりゅあぶるぷれいやー : GK 高木義成「MOM:11試合/MVP:5試合」


・これは今まで観戦記に書いてきた「MOM」とか「MVP」とかを合計した数で1番多かった選手に送られる賞です。今回は文句無しに 義成がえらばれましたー。なんせ、全部で16試合近くもリーグの半分近くを大活躍したんです。そら、年間最優秀選手になるわな。ちなみに2位は同率で 桜井直人、小林慶行選手が2位でしたー。



・ヴェルディスタバスツアーのアンケートに御協力して下さった皆様。スペシャルサンクスってやつだね。

SARADA、史裕、RAZU、大中小、n、タムちん、tohsuke、コウタパパ、ユタ、ヤマ、フッチー、U、ナン、☆野、まきロン、コウ

また、今年もヴェルディスタバスツアーを勝手に利用して色んな企画を満載でお送りしたいと思います。みなさま、よろしくです。


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