2004年 Jリーグ1stステージ第9節


・ビバッ!横国! まぐのホーム横国へようこそ。バス1本で到着する最高のスタジアムですよ。バス1本なのに横浜アリーナでいろいろやってるせいで1時間もかかっちゃったけどね。やっぱ、三ツ沢の方が近いな。それにしても、去年も雨だし今年も雨かい。

横浜国際総合競技場
 
   横浜Fマリノス
VS
   東京ヴェルディ1969
  監督岡田武史   監督アルディレス 「オジー」 
  GK榎本達也   GK21高木義成 
  DF中西永輔   DF米山篤志 
  DF松田直樹   DF17戸川健太 
  DF26那須大亮   DFクラウディオ・ウベダ 
  MF柳 想鐵   MF林 健太郎 
  MF上野良治   MF22平野 孝 
  MF10遠藤彰弘   MF山田卓也 
  MFドゥトラ   MF三浦淳宏 
  MF14奥 大介   MF32小林慶行 
  FW11坂田大輔   FW20飯尾一慶 
  FW36安 貞桓   FW11平本一樹 


・前節、市原戦で大逆転勝ちした事もあり、我慢に我慢を重ねれば勝てる可能性を残せる訳だ。まずは失点しないように前半0−0でもいいんで、じっくりとやっていきましょー。 大丈夫、マリノスはこれからも中2日でやっていくんだから、少しは休まなきゃ。

     一樹                        一樹    飯尾   
           飯尾                     コバ
        コバ                 アツ            山卓
                           ↑↑     平野     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
 アツ  平野   やしけん 山卓   →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・母の日プレゼント(マリファン)に2625円の「まりのすけ抱き枕」を購入し、一部ヴェルディサポから反感も受けましたが気にしない気にしない。だって、可愛いんだもん。ヴェルディ君とマリノス君の「可愛くない」対決では五分だったのに。何だよ、「まりのすけ」って・・・可愛いじゃねーか、ちくしょーっ!! 個人的にはグランパスファミリーに匹敵するぐらいの可愛さだよ、まったく。うちのマスコットを翻して対抗してやるためにも勝つんだーっ!

・前半開始早々、前節のアツの必殺「ブレ球ドライブシュート」再現。まったくもって同じ位置。そのまま、左サイドから攻め上がって中央まで切り込んでドーンッ!これは高さがイマイチだったせいか、DFに直接ブチ当たってクリア。うんうん、ここに来てアツはコンディションも良くなって来た。序盤はアツの名前を書かないで1試合終わるケースもあっただけに、前後半で一回づつは必殺技やってくれよ。その方が楽しいから。

   まぐが感じるマリノスの強さ.その1
・まぐが見るマリノスのイメージ。セットプレイで鬼の様な強さを誇る事をあげたい。まず、普通に高い。久保、中澤、松田、那須、柳、安だけでも厄介なのに、キッカーは奥、由紀彦、ドゥトラと右に左にお任せ有れ。ただ、マリノスのセットプレイで一番嫌なのは、流れを全く無視できる事。 たとえ、相手の流れで決定的なシーンを作られまくっても、このセットプレイ一発で沈める事が出来るのだ。それだけで0−1負けなんてした日には悔やんでも悔やみきれない。なので、セットプレイは要注意だ・・・って言ってる側から那須がフリーでヘッドも外へ。おーーいっ!危ないんだってば。

・「行くよっ!岬くんっ!」「うん、翼くん!」・・・のゴールデンコンビは解消。今度は一樹&飯尾だ。うーん、どっちも翼くんみたいなキラキラが無いなぁ。どっちかというとヤンチャコンビだし。同級生の設定にした日向くんとタケシくんか。ま、どっちでもいい。一樹の攻め上がりから飯尾へパス。PA外左エリアの飯尾がトラップから一樹が裏へ走るのを待つ。DFがそれに釣られたのを見るや、シュートコースを空けるためにかわしてシュート。 ゴール右下へワンバウンドの対角線シュートもGK榎本が読んでいたのか難なくキャッチ。

・中盤で平野がパスカット。どっちかというと平野はフリーで走り回って攻めても良く、林は守備的MFとして構える感じ。平野が奪ったボールをそのまま運んでドリブル。山卓に横パス。山卓がここで処理にもたついてしまったのだが、結果的に相手選手2人をかわして中央へ。ん?・・・何故か知らないが、山卓がどフリー。あれ?、いいの?、山卓相手にシュートコースまで空けちゃダメだよ。久しぶりにやっちゃうか。シュートの姿勢に入る左手首を回す動きから始まる関節の連動を、手首へ、手首から肘へ、肘から肩へ、肩から腰へ、腰から股関節へ、股関節から膝へ、膝から足首へ。 同時8ヶ所の加速の成功がこの奇跡を生む。食らえっ!花山さん!必殺「音速蹴り!」どーんっ!と真っ直ぐ榎本に向って飛んだボールは直前でアウト回転がかかり、右に切れてゴール右上へ。しかし、シュートコースが空いていて見えた分だけ横っ飛び出来てセーブ!ふっふっふ、それでも榎本の両手はもはや機能しない。

   まぐが感じるマリノスの強さ.その2
・徹底してサイド、サイド、サイド・・・サイドはある程度ドゥトラ、由紀彦に任せて、そのほかの選手はPA内に殺到するのが凄いのだ。これなら、ある程度クロスの精度が悪くても対応出来る強みがある。まんま、そういうカタチ。左サイドでドゥトラに抜かれて、センタリング。中央に怒涛の攻め上がり。しかし、ボールはファーサイドでノーマークだった遠藤がフリー。これをシュートするも義成正面。ふぅ、助かった。むしろ、折り返されてたら危なかったね。人数いただけに。 でも、マリノスのチャンスはこれっきり。よしよし、前半はヴェルディペースだぞ。もっと、ボールを支配して繋ぎまくろーっ!

・一樹にビッグチャンス到来! 1試合に必ず2度3度とチャンスが来る一樹ならでは。アツがパスカットしたボールを飯尾へ。飯尾がギリギリまでタメてからPA内左エリアへ侵入しようとする一樹へスルーパス。これを一樹が直線ドリブルを狙わずにダイレクトでシュート! しかも、雨を計算してかグラウンダーで対角線シュート。ゴール右下狙い・・・も榎本キャッチ。く、くそー。こぼしたら飯尾が突っ込むというパターンもあっただけに榎本に軍配。ちぇっ、やるな。

・一樹の直線ドリブル発動! やっぱ、一樹はこうでなくちゃ、「おらーっ!どけどけーーっ!!」DFを引きずりながらのドリブルで飯尾とワンツーパスで交換してPA内に侵入!・・・っていうイメージ♪。残念ながら壁パスはDFにカットされちった。でも、こういうアイデアは一樹と飯尾じゃないと出来ないんかもね・・・残念。でも、見てる分には面白いのでもっとやれーっ!遊べーっ!好きにやれーっ!!

・ってか、好きにやらせすぎ。残り10分ってところで前半ダメダメだったマリノスが反撃。様子見だったんかな。左サイドに偏ったところで裏のスペースへボールを出されてしまう。ここにはなんと上野がポジションを越えて上がってきた。完全にフリーの状態でじっくり中を見てからセンタリング。右サイドの遠藤まで中央に攻めあがってきてヘディングシュート。完全にフリーの状態で叩きつけるヘッドを決められて1−0・・・うそっ、こんな試合展開で先制点やられちゃうの? がっくし。 なんだか、市原戦同様ヴェルディペースだったのに失点を献上しちゃいました。前半終了。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
アツ3   飯尾1   山卓1   一樹1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
アツ1   一樹4   林1    山卓1   平野2   コバ1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
コバ2   米山1   アツ1   飯尾1   一樹1   山卓1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
一樹1   飯尾2   林1    山卓1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
戸川3   ウベ2   平野1   米山3   義成1   アツ1   飯尾1

ナイスプレイ・・・個人技など。
米山3   飯尾2





   −後半−
     ボマ    一樹                  ボマ    一樹   
                                  コバ
        コバ                 アツ            山卓
                           ↑↑     平野     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
 アツ  平野   やしけん 山卓   →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・飯尾にかえてエムボマ。最近のヴェルディのパターン。さぁ、ここからが本番なのだよ。覚悟したまえ、マリノスよ。

・あぁ、ほら言ったとおりだよ。左サイドへ坂田、奥、ドゥトラと飛び出しまくり。やばい、左を狙われてますよ。開始10分、マリノス怒涛の攻撃が続くのを耐えるヴェルディという構図へ。先制したというのも追い風となってカウンターで奪ってから攻めるというマリノス常勝パターン。 余計な失点しちゃうとこうなるんだよな。

・後半15分以内、ヴェルディのチャンスは二度ほど。一つはCKをウベダが小突いたけど外へ。もう一つはFWの絡みから。エムボマがヒールで後ろへ渡したパスを一樹がもらって独走。本日何度目かの「おらーっ!どけどけーっ!!」でございます。そのまま、中央スライディングをかわすと左エリアからシュートもDFブロック。うんうん、悪くない悪くない。ちゃんと、シュートに行ってる時点で良し。 あとはゴールだけ・・・って本当にそれだけなんだよなぁ。実際、内容は完全マリノスペース。大悟入るまでは我慢か。

・完全マリノスペース。そのまま、相手に主導権を握られて逆転のチャンスもなく負け・・・ってのが今期の序盤戦。でも、今は違う。ピンチもあるけど、チャンスもある。アツのロングフィードがボマへ。ボマもヘディングで左サイドへ開く。これをもらった平野が中を良く見てアーリークロス。中央に走りこんだエムボマがジャンピングボレー!!うおーーっ!!これぞ、エムボマならではの身体能力あってこそのプレー。しかし、空振り・・・。本人が物凄く悔しがってる事から、単に空振りしちゃって悔しいのか。 もちょっと、良いクロス上げられたらエムボマの裏でもフリーだったんだよね。・・・でこのシーンの直後、しっかりとカウンターをもらってPA内右エリアから遠藤にフリーでシュートを打たれてるし。神のおかげでまたもスーパーセーブ。もうちょっと、我慢してー。

     ボマ    一樹                  ボマ    一樹   
                                  コバ
        コバ                 アツ            大悟
                           ↑↑     平野     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
 アツ  平野   やしけん 大悟   →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・あれ?・・・山卓かえちゃうの? いつもの平野にかえて大悟じゃないんだ。サイドの大悟だと守備が心配。完全に一対一で対峙するケースの方が多いからなぁ。

・って交代した直後に右サイドからのアーリークロスを坂田がフリーでボレーシュート!・・・も義成の神セーブで得点ならず。うっひゃーっ! これこそ決定打って言っても過言じゃないほどの大ピンチ。左右ふられてファーサイドっていうのがヴェルディの弱点だからね。って、普通のチームでもそれされたらダメか。

・失点しそうなシーンもあったけど、いきなりチャンスも来た。平野が中盤でタメて左サイドのスペースへスルーパス。裏へ抜け出したアツが全くのどフリー。ゴールラインぎりぎりまで割って入って中へグラウンダーの折り返し。これをニアでエムボマが詰めるもDFカット。ぬおーーっ!惜しい!これよこれ。こういうチャンスをいっぱい作ればおのずとゴール出来るのさぁ。 ちゃっかりCKをファーサイドで米山がヘッドで狙うも外へ。2度続けてチャンス到来!

・アツからのパス、中盤でボマ。ボマももらってすぐに反転して右サイドへスルーパス。ここにコバが走りこむ。前節の森本アシスト級のクロス頼むぜ!・・・ってボールは流れてドゥトラがカバー。しかし、これにコバがスライディングタックル!ドゥトラもケガが恐かったのか、ダメだと判断したのかコバを飛び越えてしまった。そのまま、右サイド深い所をドリブルしてコバがマイナスパス。そこにはCB米山が攻め上がってきていたのだ。 このボールを米山がコントロールしたシュートでゴール右上へズドン!・・・うおーーーっ!!これで1−1同点!まさに市原戦さながらの同点劇。よーしっ、このまま逆転行くぜ!

     ボマ    森本                  ボマ    森本   
                                  コバ
        コバ                 アツ            大悟
                           ↑↑     平野     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
 アツ  平野   やしけん 大悟   →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・「きみ、消されるよ・・・編集で消されるよ」アナタがヴェルディにいた事を知らないだろうな。森本がボールを受けて中澤と一対一。さぁ、盛り上がる局面ですよ、森本は何してくれるんでしょうね・・・って、いきなり勝負に行ったーっ! しかも、中澤は最初のフェイントであっさり体勢崩して負け。このまま、PA内左エリアに入り込んでシュートよろしく・・・って松田が一気にダッシュしてこのボールをカット。はなっから中澤を捨て駒にして、松田が後ろで構えててやんの。 あれ・・・どっかの監督さんは高校生がゴール決めたらしいって相手にしないとか言ってたよね・・・。その割には松田の動きは早かったぞ。

・今度はボマのヘッドで落としたボールを森本と松田が競り合う。むむ、何か松田の目には殺気だったものを感じる・・・しかし、それ以上なのが森本。「きみ、消されるよ」背筋にぞくぞくするものを感じた松田は一瞬ひるんだのかボールへのクリアは空振り・・・。森本もひらりとかわしてそのまま独走。さぁ、後はPA内に侵入して軽くゴールでもあげちゃおうぜ!・・・って、横から来た那須をかわそうとして失敗・・・。むぅー、ロナウドびっくりのインサイドキックころころ〜シュートやってよー!

・ロスタイム4分・・・よしっ、まだ時間はある。逆転出来る時間は十分にあるぞ!

・本当に逆転出来るんだね。米山が競り合ってる間にボールがこぼれて安のもとへ。左サイドの裏を走ったドゥトラがそのまま、深くえぐってグラウンダーの折り返し。これを義成が飛び出してセーブ・・・出来ない。しかし、義成の裏にはクラウディオが走りこんでクリア・・・空振り・・・おーいっ!頼むよーっ!なんて言ってる間もなく由紀彦に押し込まれて2−1逆転。 そ、そんな・・・。予想だにしなかった結末にしばし、ぼーっ・・・・・・・・2−1。

・3−1・・・・・ぼーっ・・・・・・試合終了。

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
ウベダ1  一樹2   米山4   ボマ1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
林1    アツ2   ボマ3   平野2   大悟1   コバ1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
コバ2   林2    ボマ1   アツ5   平野2   一樹1   大悟3

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
平野1   コバ1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
米山1   義成3   戸川1   林2    平野1




5/9(日)J1ファーストステージ
横浜国際総合競技場

横浜Fマリノス
 VS 
東京ヴェルディ1969

前−半

後−半

合−計

上野良治

 米山篤志(コバ)

佐藤由紀彦

  

安 貞桓

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
最後のロスタイム失点はどうなんでしょうね。もう一度あのシーンをやり直せても、1−1で分けるサッカーを選ぶよりは逆転するサッカーを選ぶでしょうね。ヴェルディの右サイドの守備に関しては大悟がまわった時点で山卓以上の守備は見込めませんし、あそこを 攻撃の起点にしたかったんでしょうし。それよりも前半の失点が悔やしい。ヴェルディペースで点が入らずに、流れを無視して相手に失点されるケース多いですね。今後の課題です。後半まで最低でも0−0で行きましょう。

   −今日の受賞者−
MOM : −該当者無し−     
MVP : DF 米山篤志     2度目/通算12度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
結果、勝つ事が出来なかったのでMOMは無いです。かわりに米山をMVP。あの同点ゴールだけでなく、前後半に渡って一番シュート打ちまくった。右サイドバックの様に攻め込んではセンタリングやらシュートやらを打ちまくるヨネ。そっか、本来4−4−2の時もヤナギはこれぐらい攻め込んでシュートやら何やらやっても良かったんだよなぁ。 あらためて米山の攻め上がりには関心しました。シュートも見事です。

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