2004年 Jリーグ1stステージ第2節


・うーん、朝起きて体の節々が痛い。やばいぞ、こりは風邪だ。日曜開催という事で土曜日一日中、暖房のかかった部屋でゴロゴロしていたのが原因のようだ。しかも、最近運動不足だし、一日外出てないし、 休日だというのに家で新しいネタを考えているなんて生活してたらそうなるさ。あぁ、助けてくれ。それでも朝8時に味スタより先にランドへ出発。熱を測ったら37.5度。うぅ、意識はハッキリしているが熱っぽい。

・横浜線で電車に乗って、一目散に着席。ご老人に席を譲るのが恥ずかしいから、席には座らないという性格のまぐがとった行動。それほどまでに厳しいと想像してくれ。すると・・・しばらくして親からメールが届く。「玄関に棒が置いてあるんだけど。」 うわーーーーーっっ!!やっちまったよ。体調不良のせいもあってか、ゲーフラ用の棒を忘れてきてしまった。がっくし・・・。「猛毒 柳」も「ヴェルディどうよ」も「ト○ロ」もあげられなーい。

・ランドの山を登った頃には、まぐの体調もそこそこ回復。「カコナール」が効いたかな? それとランドの木々がまぐに力をくれた。自然のパワーだ。今ならサイコボールも出せそう。でも、試合には遅刻。ランドで行われていた「ヴェルディサテライト vs 日本U−19代表」 の試合だ。遅刻してる間にどうやらカレン・ロバートなる青い目の日本人がゴールを決めたらしい。なんだか、こういう言い方って好きだね。こう、青き衣をまとい、金色のなんたら・・・っていうフレーズに似てるしさぁ。でも、初めて見たけどトラップ下手ね。スピードは認めるが、 トラップしたボールがGKへパス、相手へパスというのが目に付いた。今回だけかもしれないが、もしかすると技術大国ヴェルディを見すぎてるからかも。
     喜山    玉乃                 カレン    原
                                        
                                  兵藤
  弦巻          宇佐美          渡辺            中村               
                          
                          
     小野    康珍                  高柳    高萩

                        
 相馬            塗師            水本        吉弘
    かんぺー   夢吾                     小林    


        常澤                        松井
・とりあえず、メンバー紹介。ヴェルディは↑の通り。代表相手にどこまで通用するのか見物だ。韓国人DMFの李 康珍はたいそうやる気だろうね。1人2人ぐらいは本気で殺るかもね。 おっと、漢字が物騒になっちゃった。

・あっ・・・・・・・・という間に1−6。自分の体調もあるかもしれんが、ノートに記載した試合の感想は1ページにも満たなかった。実際、まぐが試合見ると1ページで前半をびっしり書くんだよね。だけど、この試合は1ページで前半後半はおろか半ページもいかない 始末。実際は結構書いてるんだけど、ほとんど日本U−19の事ばっか。つまらんから観戦記は書かない。内容としてはセクシーサッカーだったって事ぐらいか。

・後半、中盤で声を張り上げる男発見。試合はすでに0−5。しかし、その男はなおも諦めずに声を出し、味方を鼓舞していたのだ。なんと、頼もしい。ヴェルディでここまでアツイ男と言ったら・・・小野っちょだーっ! 中盤で相手に激しいタックルをぶちかましてボールを奪うと、左エリアへスルーパス。 これを喜山がトラップして、左足一閃。DFが2人もシュートコースに入るのだが、5点差という状況が相手DFの寄せを甘くした。2人の間をすりぬける見事なシュートをゴール左下へ突き刺して1−5。とりあえず、ヴェルディのゴールのみ観戦記でした。

・感想は3点ぐらい入った時点で勝負は決まり。かんぺーがやたらと攻めあがろうとしてしまい、最終ラインのバランスも崩れてしまった。ま、あの攻めあがりはかんぺーらしさなので構わんが。ともかく、失点のカタチがミス。最終ラインが人を見れずにFWに前を取られてゴール。もしくはGKの飛び出しが判断ミスで、しかもしかも、 飛び出したのが失敗だったと認める様に途中で止まっちゃった。そこまで行ったなら最後まで突っ込みましょう。GKで迷うプレーは問題だね、次のサテライトで修正期待。とにかく、最終ラインでのミス目立ちましたね。ほとんどがボールだけ見て人を見てないための突破ばかり。もう、一対一だけ強ければいいじゃ通用せんよ。それと、かんぺーと一柳じゃ カバーリング能力に難有り。どっちもストッパータイプが得意な様子。FWの玉乃も喜山もボールを受けるフォローがちょっとね。タマちゃんなんか途中から完全に中盤にまで下がっちゃうし。

個人個人で言うと、相馬の精度の高いセンタリングに弱点があることが分かった。それは相馬の得意のコース場にDFが入るとセンタリングが出来なくなる。フェイントなどドリブルで抜くシーンが無かったので、相手に落ち着いて対処されてしまう。一歩横へずらしてキック、フェイント入れて切り返しキックという小手先の技も無く、走ってサイドからどーんっていう センタリングだけじゃ厳しい。そもそも、キック技術はあるんだから。後はどんな状況でも上げられるサイドバックを目指そう。最近、この技をヤナギは出来る様になってるんだよ。知ってた? あと前半で交代した李 康珍。彼はまんま韓国人でした。フィジカルではカレン・ロバートをふっとばし、空中戦でも負けない。パワー&スピード。イメージ通りの韓国人選手でした。 ただ、ヴェルディの繋ぐサッカーには非常に混乱していて、小野にパスを出したら終わりっていう状況が多かった。小野っちょが何度も繋いで李くんにパスすると「え?また?」っていう顔をしてた。「次、どうしよ?」ってあたふたしてるシーンも見えた。でも、ここに2年間いたら足元上手くなるよ、きっと。



・そんな訳で今度は味の素スタジアムへ。柏戦でございます。イケタニ監督やら、タニザワ選手やらが活躍してるみたいです・・・おっとと、間違えた。柏方面では「谷」という字を「タニ」ではなく「ヤ」という読み方になるらしい。ブラジルでも「R」の発音はラ行じゃなくて、ハ行なんでしょ。それと同じ事よ・・・そうなのか? まぁいい。最近、絶好調のヤザワが出る前に先制点を取りましょ。そして、U−16のコーチをやってる頃から森本は知っているという豪語したイケヤ監督に一泡吹かしてやりましょう。

・試合前30分前ぐらいに到着。DEENが登場。試合前には似つかわしい「さわやか路線」は相変わらず。電光掲示板から映る「池森秀一」の顔が何だか懐かしい。2曲程鑑賞。しかし・・・というか当然というか・・・ゴール裏はシーン。そ、そんなぁ。そこまでDEENの熱狂的ファンじゃないけど、少しは拍手なり何なりしようよ。 そっかぁ、DEENじゃダメかぁ。つい、最近の相川七瀬といい・・・織田哲郎さんよぉ、サッカーはダメみたいだぞ。今後、Jリーグ開幕を狙ってるかもしれない「倉木○衣」とか「ZAR○」とか「FIRLD ○ VIEW」(いるんか?)とか・・・まぁ、そこらへんは気を付けましょうね。

味の素スタジアム
 
   東京ヴェルディ1969
VS
   柏レイソル
  監督アルディレス 「オジー」   監督池谷「イケヤ」友良 
  GK21高木義成   GK南 雄太 
  DF13柳沢将之   DF渡辺 毅 
  DF米山篤志   DF20永田 充 
  DFクラウディオ・ウベダ   DF26近藤直也 
  DF三浦淳宏   MF明神智和 
  MF林 健太郎   MFドゥドゥ 
  MF小林大悟   MF25下平隆宏 
  MF22平野 孝   MFリカルジーニョ 
  MF10ウーゴ   MF12増田忠俊 
  FW11平本一樹   FW山下芳輝 
  FW25森本貴幸   FW28玉田圭司 


・前から噂のあった森本先発という情報通り、こっちは中学生という肩書きとしては最後の試合。次からは15歳という文字が躍りつづけるだろうね。開幕の山西の様に全国区になるのは誰かな。さぁ、日本マスコミ界のスターシステムを発動させ、連日練習場に森本を追っかけるマスコミだらけになるほど活躍してもらいましょう。 でも、インタビューはしてあげなーい。お前達があと3年我慢すればいいだけだよ・・・ふっふっふっふ。4年我慢する平山よりはマシじゃないか。あ、鬼のマンツーマン小峯がいない・・・ちっ、ガセか。

     森本    一樹                  森本    一樹
                                                                    平野    ウゴ     
                                  ウゴ       
   平野        大悟            アツ            柳沢
                     攻     ↑↑ 平野      大悟 ↑↑  
                    →撃→    ↑↑            ↑↑
     ウゴ   やしけん       時     ↑↑    やしけん    ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
 アツ            柳沢          アツ            柳沢
     ウベ    米山                  ウベ    米山 


        義成                        義成
・ダイヤモンド型にしてはウーゴが下がり過ぎ。おそらく、ボールを欲しがるブラジル人の典型的なプレースタイルなのでボランチじゃないかも。でも、それぐらいの位置にいたってことで。 森本が右に開くシーンが無かった。何故か、左エリアをプレーゾーンにしていたので左にしてみた。普通、逆だよなぁ。今日は林 健太郎がJ200試合出場。普通に凄い記録ですよ。

・ディフェンダーの聖域。自陣ペナルティーエリアには楽園が広がる。心の清らかな者しか入ることは出来ない。誰だろうと入る者は番人であるクラウディオが刈るのだ。そんな、よねっち大冒険。ディフェンダーの聖域から飛び出して自由に羽ばたいた。そんな、よねっちを狙って有象無象どもが群がる。 恐ろしいまでのスライディングタックルで威嚇。しかし、よねっちは器用にもそれらをかわす・・・かわす・・・かわす・・・ぐしゃっ・・・。あ、捕まった。よねっちの大冒険は反則で終了しましたとさ。あんま、聖域から出ないでくれますか。

・左からのスローイン。中央にアツがロングスロー・・・これはセンターバック天国の柏にクリア。そのこぼれ球を拾ったのは・・・やしけん。さぁ、いっちょ強烈な目の覚めるミドルシュート言ってみよっかー。ぽわ〜ん・・・とした浮き球のパス。あー、やっぱりかー。昔の川崎フロンターレ相手に強烈に決めて見せたロングシュートは もうやらないんかなぁ。ケガしてる2番の選手が「100%決められると判断しない限り打たない。」なんてコメントしちゃったもんだから、やしけんも対抗してるんだよ、きっと。

・柏で一番厄介な選手・・・それはリカルド。センターサークル付近でヴェルディのボールをカットすると、そのまま一気にキラーパス。左エリアへ走りぬけた玉田にピンポイント。ヴェルディDF陣を切り裂く一発だったね。そのまま、玉田が左足でシュートを放つもボテボテ。 うーん、勿体無い。リカルドのすばらしいパスはアシストになりませんでしたね。それにしてもリカルドすげぇーな。退団したら一斉にJのスカウトマンが群がるぞ。まぐとしてドゥドゥよりはリカルドを推します。

・ヴェルディのカタチでは無いが、これを回数こなすと相手も対処してくれる。右で林がウーゴへ繋ぐ、ウーゴもそのままオーバーラップしていったヤナギへパス。ヤナギが最近覚えた、トラップを大きめにとってのアーリークロス。もう一回、前へドリブルする時とそのまま上げるクロスを織り交ぜる事でタイミングをズラす。 昨年はセンタリングの精度が悪かったが、これで克服しようと考えてるのかも。このボールがニアサイドで一樹が競り合うも上から、GK南がキャッチ。でも、狙いはいい。

・ヴェルディは相手に合わせるサッカーでもある。中盤でガツガツあたりに来てくれると、ショートパスでひらりひらりとかわしていけるんだけどね。相手がどしっと構えてポジショニング勝負で来られると、どーも攻めあぐねてしまう。中盤で林なりウーゴなりがボールを持っても競りに来ない、当たりに来ない、奪いに来ない。 むーん、やるなレイソル。ヴェルディの最も苦手とするタイプだ。徐々にパススピードも遅くなってきた。

・それに対してレイソルの攻めは単純明快。でも、効く。まず、中盤で下平、リカルド、明神、ドゥドゥあたりでボールを奪う事に専念。そして、奪ったら即効でサイドに開く。大抵は左サイドあたりに玉田がいる。そして、もらったらそこで一定時間タメておいて・・・一気にアーリークロスを狙う。すると、明神やドゥドゥなど中盤の選手が前線の選手を追い越すため、 裏へ最高の飛び出しとなるのだ。このパターンだけで明神にシュートを打たれるシーンも出来た。簡単かつ効果的な攻撃パターン。今年のレイソルは厄介だぞ。このうえで谷澤やら、ホベルトやらが出てくるんだから面倒なチームだ。大っきな三角形がレイソルサッカー。

・それでも、こうレイソルに固められてしまってはヴェルディもショートパスを遠慮して攻めないといけない。よしっ、サイドを使おう。右のヤナギが一気に左サイドへチェンジ。これをアツがもらってドリブル。途中平野へパス。タメてタメてタメて・・・・縦パス。いつもは逆の立場だったはずの2人。今回は平野の裏をアツが走るというパターンで突破。見事に左サイドの深い位置まで飛び出してからセンタリング。 中央で森本とウーゴが飛び込んでヘディングシュート、これが右ポストへカキーンッ! ぬわーっ!お、惜しい。ちょっと、かぶったので森本ゴールかと勘違いしそうなシュートでした。磐田戦も右ヤナギからのボールに体ごと押し込んだシュートは洋平正面で、今回はポスト。実際、ウーゴが一番ゴール出来そうな選手だよなぁ。早めに初ゴール取らないとバッシングされちゃうぞ。

・攻め手が無い・・・ボールは良く回るんだけど、決定的チャンスとまでは行かない。そんな時ーっ、頼りになるのは外国人選手さ。さぁ、ウーゴよ。好きにやれーっ!!ドリブル開始。トップスピードになった時のウーゴは上半身を細かくフェイントしたりという動きは無い。案外綺麗なドリブルだったりもする。側で拍手したり、「ワッ!」と声をかけない限りはどこまでもドリブルしちゃうぞ。 声をかけるとウネウネと動き出すので止めて下さい。そのまま、ダンシングウーゴ発動せずにシュート。ゴール左下を狙ったシュートは南がセーブして外へ。このCKのこぼれを平野がシュート、これをトラップ反転シュートでゴール右上を狙うも外へ。うんうん、ウーゴが絶好調だね。散々、ネタにしたけどダンシングウーゴでもいいんだよね、面白いから。

・おらーっ!繋げ繋げ繋げーっ!繋げーっ!回せーっ!遊べーっ!・・・・・好きにやれーっ!ヴェルディ好きなら、ドキドキもんだね。*→矢印はダイレクトプレーという意味でどうぞ。前半44分、左サイドでウベダ→アツ→ウーゴ→平野。ここで平野がタメてふんわりとしたボールをアツ→ウーゴ(頭トラップ)→ウーゴ(頭)→平野→中央の森本がトラップしないでかわして打つフリ・・・→一樹へ。 一樹もタメて・・・森本へ返す。ここを森本が左足シュートもボテボテ。じーんっ・・・レイソルも思わず、ポジショニングを忘れてボールだけを追っかける始末。よしっ、レイソルが術中にはまったぞ。ここがチャンスだ、行けーっ!攻めろーっ!・・・ぴー、ぴー、ぴーーーー・・・ちっ、今日はこのくらいで勘弁してやるか。と捨て台詞残して前半終了。

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
ウーゴ4  アツ1   平野1   森本1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
アツ4   柳沢3   平野4   一樹2   林4    ウーゴ5  米山2   大悟3   森本2

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
アツ6   一樹2   柳沢4   林3    森本1   ウーゴ2

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
一樹1   平野1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
義成1   林2

ナイスプレイ・・・個人技など。
一樹1   ウーゴ1  大悟1





   −後半−
・前半のボール支配で言えばヴェルディ、内容はレイソル、決定的チャンスもレイソル。うーん、後半はも少しゴール前で支配を期待したい。

・前半はビッグなチャンスが無かったが、後半はのっけからチャンス。スローインから平野がセンタリング。ファーサイドまで届くもクリア。このセカンドボールを林が拾って大悟へパス(やっぱ、ミドルは打たない)。大悟も絶妙なダイレクトでボールを落として右エリアの森本へ。来たーっ!森本得意の右45度。後はロナウド流奥義「インサイドでころころ〜」シュートを繰り出せば百発百中だーっ! J最年少ゴールよ、もらったーっ!・・・ とその時、レイソルDF陣が「プロとしてのプライド」と「明日のスポーツ誌一面」と「1万5千人の味スタのお客さん」と「千葉県柏市の皆様」と「自分の中学生時代の思い出」とインスパイヤー・ザ・ネクスト(日立ね)・・・などが走馬灯の様に駆け巡ったに違いない。・・・我が思い出の為に死んでくれーっ!・・・とばかりに3人ぐらいで一斉に殺人スライディング。これを食らって、シュートはダフってしまいゴールならず。 レイソルのプロ魂を見た瞬間でした・・・でも、中学生の足元に本気でスライディングした大人という構図に置き換えると・・・虐待って感じもする。それで倒れない中学生だから、虐待じゃないか。

・ウーゴが奪って大悟、中央のアツから再び大悟へ。大悟がPA内右エリアへスルーパス。ウーゴが裏へ走るもGK南が飛び出してきていて得点ならず・・・・と思ったら、ウーゴが一瞬早く無人のゴールへ折り返し。 誰か飛び込んでくれーーーーっ・・・ってクリア。何気に誰もウーゴが間に合うと思っていなかったせいか、誰もゴール前に飛び込まないでやんの。

・問題のシーン。後半10分、左サイドでウーゴがドリブル突破。そのまま、攻めあがってセンタリング。ニアで森本がそらして、中央に大悟が流し込んでゴーールッ!!やった、大悟の久しぶりのゴールだ。・・・ってノーゴール・・・。どうやら、大悟の反則を取ったらしい。GK南とDFが激突したシーンは致し方無いしファールではなかった。すると、問題だというのは大悟のシュートだろうか。いや、しかしゴール裏からのアングルでリプレイを見てみると、 南と大悟の距離は1m近くは空いていた。そもそも、南の顔面に当たる事は無かったはずだ。だが、残念な事に主審は、このどちらも見えなかったのだろう。うーん、悔しいが仕方無い。足を上げられたからといって、南もプレーを止めなかったのが素晴らしい。

・だが、ここから完全にヴェルディペース。CKでチャンスを作ると、こぼれ球に平野が強烈なミドルシュート(林と違って平野は狙うよ)。これを中央で米山がコースをかえようとするも、DFカットで南セーブ・・・惜しい。だが、確実にレイソルを追い詰めてるのは確かだ。 その後、大悟からのパスを一樹がトラップして反転シュート。懐かしき、「サテライトキャノン」発動! サテライトではどんなに遠かろうと近かろうとネットを突き破らんばかりに決めまくった必殺シュートである。矢野隼人と2トップを組むとDFがシュートコースを防がない程だ。 これは惜しくもゴール右へそれて枠の外へ。だんだん、面白くなってきたぞー。

・しかし、柏の救世主投入。ヴェルディがMFゼ・ホベルト獲得、後に柏が獲得という情報へ変わっていた噂のブラジル人だ。そして、お待たせ谷澤と書いてヤザワと読む。ゴール裏ではタオルマフラーが飛び交うらしい・・・眉毛もつりあげて応援するんかな。なんて、くだらない妄想中にゼ・ホベルトが突破。 そのまま、ゴール右上へ強烈なシュートも義成に守護神降臨! これを軽やかに飛んでスーパーセーブ。スタープラチナ発動! おらおらおらおらおらおらおらおら! 谷澤との一対一にも突っ込むぜーっ!! おらおらおらおらおら・・・・ループシュート。しかも、伝説のタケさんシュート。うわー、ゴールへ吸い込まれるぅ・・・と直前で平野が スーパークリア! う、うーん平野の守護神誰にしよっかな。エメラルドスプラッシュ!ってか。とにかく、守護神は2人いたぞ。

・いきなり、ペースは柏へ。ドゥドゥも一気に攻め込んでドリブル開始。若きブラジルの新星が軽やかにドリブル。しかし、これに快く思わない者がいた。ユース代表?・・・何とも甘美な響きじゃないか・・・君のその夢、壊してあげるよ。 いきなりクラウディオが真横からリック・フレアーもびっくりのドラゴン・スクリュー炸裂。さぁ、行けーっ、足四の字固めだーっ!!・・・ってもちろんイエロー。開幕2試合目にして早くも2枚目をもらってリーチのウベダ。ベンチの戸川がウズウズしてる。Jリーグにユニバー代表経験者であるDF戸川健太がデビューするまで・・・後1枚。

     森本    桜井                  森本    桜井
                                                                    平野    ウゴ     
                                  ウゴ       
   平野        大悟            アツ            柳沢
                     攻     ↑↑ 平野      大悟 ↑↑  
                    →撃→    ↑↑            ↑↑
     ウゴ   やしけん       時     ↑↑    やしけん    ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
 アツ            柳沢          アツ            柳沢
     ウベ    米山                  ウベ    米山 


        義成                        義成
・一樹にかえて桜井投入。流れを変えられる選手を投入。森本も消えかかってるだけに、一樹でも森本でもどっちでもいいや。

・PA内左エリアで救世主谷澤がコントロールシュート。甘い甘い甘い甘い、観戦記では2度目だが、この試合だけで高木義成5度目のスタープラチナ。ゴール右上を狙ったであろうシュートは義成がスーパーセーブ。 よしよし、今日は義成にいつもの悪癖も出ていないし最高の状態だ。しかし、CKからファーサイドの永田ズドーン!・・・・ゴール内でクリアしたようにも見えたが、インゴール・・・。ちっ、今日の審判なら見逃すと思ったのにー。これで0−1。

     桜井    飯尾                桜井   ウゴ   飯尾
                                                                    平野    ウゴ     
        ウゴ                    平野           
   平野        コバ            アツ     コバ     柳沢
                     攻     ↑↑            ↑↑  
                    →撃→    ↑↑            ↑↑
       やしけん          時     ↑↑    やしけん    ↑↑
                           ↑↑            ↑↑
 アツ            柳沢          アツ            柳沢
     ウベ    米山                  ウベ    米山 


        義成                        義成
・あぁ、ぐっちゃぐちゃ。ってか、まぐがこのあたりから見てないのさぁ。この後は森本も一樹もいないので、パワープレイすら満足に出来ないまま試合終了。開幕2連敗。ってか、DEENさんよぉ。「未来のために」リクエストするぜ。

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
森本1   大悟3   平野1   ウーゴ1  一樹1   アツ1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
林6    大悟4   森本1   ウベダ2

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
平野2   ウーゴ5  一樹1   柳沢1   アツ3   飯尾1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
林1    平野1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
アツ1   義成4   平野1   ウーゴ1

ナイスプレイ・・・個人技など。
大悟1   米山1   柳沢1




3/21(日)J1ファーストステージ
味の素スタジアム

東京ヴェルディ1969
 VS 
柏レイソル

前−半

後−半

合−計

 

 永田 充


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
うーん、またこんな負け方かよ。なんか、嫌な負け方だねぇ。ホントに山卓やエムボマ復帰まで待たないとダメなの? ま、選手個人で見るとまずは柳沢。積極的にオーバーラップしまくり、後半の途中まで満点の出来でした。ところが、救世主谷澤が入ってくるやいなや左サイドにべったり。このせいでヤナギのオーバーラップは制限されてしまった。 そのうえ、玉田も入ってくるわで最悪。こういう時って大悟だと戻って助けには来ない。山卓との違いはこういうトコかな。たまにやしけんが助けに来る感じ。左サイドの攻めは魅力たっぷり。平野もアツも磐田戦よりかは良くなった。でも、 ウーゴも左に入ってくるのでスペースは無いんだよね。CB米山、ウベダは前半オフサイドの山を築いてくれた。けど、高いラインがちょっと怖い。足の速さは無いからね。いつ、戸川が入っても大丈夫な様にしておかないと。アルゼンチンの選手がどーも年間で5〜6試合は出場停止になりそうなんで。 森本は右サイドでプレーさせておいたほうがいいやね。一樹よりも桜井とのコンビの方が組みやすそうに見えた。森本はそもそも動きが少ないセンターフォワードタイプなので、前線からの守りはしない。一樹と並べちゃうとどっちもしないからね。

   −今日の受賞者−
MOM : MF リカルジーニョ  柏だってば
MOM : DF 永田 & 玉田  柏だってば
MVP : GK 高木義成     2度目/通算7度目
MVP : DF 平野 孝     初選出/通算6度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
勝ったのはズバリ永田と玉田のおかげだね。それもコーナーキック一本。ファーサイドをフリーにしちゃったのは問題。あそこで集中力切らさなければ0−0にはなった訳だし。本来はウーゴが行かなきゃいけなかったみたいだけど、2人ぐらい余ってたしねー。 リカルドは良い選手です。柏ってば外人選手獲得には定評あるしね。監督に任せなければの話だが。リカルド退団の暁にはヴェルディも動いてもらいましょう。ヴェルディのMVPはズバリ、義成です。義成が神になってなかったら失点は1じゃ済まなかったはずです。 今回はラインの高い守備ラインをひくため、どーも一対一のシーンを作らせちゃいますね。途中でもう1人の神発見。平野のミラクルセーブを評価してMVPです。サイドバック待望論続いていますが、まぐとしては方向性を変えたくないのでこのままが好きです。 きっと、サイドバックやり始めたら守備に専念しちゃいそうだし。実は守備好きと見た。まぐは平野のどっかーーーんっ!ミドル見るまでは、ずっと攻撃的な左をやり続けてもらいたいです。ってか、今年は30試合フル出場に期待してます。

・どういう訳か帰りにはコカコーラのプレゼント。無料で配っていたらしい。そっか、ヴェルディの新しいスポンサーに決定したんですね。ありがとうございます。配ってる女の子もらってもいいですか? などと言ってはいけませんよ。スポンサーになってくれただけで嬉しいです。 それと、1人で5〜6個持って帰るのも失礼ですよ。せめて、4個にしなさい。・・・なんて、ふざけながら帰宅。熱は見事に38度。何故か、ふらつきもせず意識もハッキリして帰れた。おかげで飛び跳ねる事は出来なかったが、最悪だ。・・・今日は早く寝よう。22時30分には就寝。 あ、次の朝には治ってた・・・どういう事だろ。1日風邪?・・・しょうがないな、じゃ長居行くか。

戻る