2004年 Jリーグ1stステージ第15節


・鹿島に勝って、清水に負ける・・・上位に勝って、下位に負ける・・・これがヴェルディ式。ヒーローは遅れて現れる・・・それがメキシコ式。何を言ってるんだか。とにかく、今日は大分戦です。セカンドに向けてしっかりと勝ちを拾って終了しましょう。 勝てば大分を抜く事になるんだし。相手さんは連敗が続いてるようだし、出場停止が多いみたいだし。こりゃ、勝てるでしょ。今日も相手を舐めてかかりましょー、勝てる勝てる余裕余裕・・・あ、選手は油断しちゃダメだよ。

味の素スタジアム
東京ヴェルディ1969
VS
大分トリニータ
オジー「アルディレス」監督  監督ハン・ベルガー    
高木義成21GK  GK16高嵜理貴
米山篤志DF  DF18倉本崇史
戸川健太17DF  DF三木隆司
クラウディオ・ウベダDF  DFサンドロ
林 健太郎MF  DF三上和良
小林大悟MF  MF19原田 拓
山田卓也MF  MF吉田孝行
三浦淳宏MF  MF20松橋章太
小林慶行32MF  MF33永井秀樹
森本貴幸25FW  FW10マグノ・アウベス
平本一樹11FW  FW13高松大樹


・出場停止が梅田、瀬戸、有村の3人。クラウディオ梅田が出場停止だけど、クラウディオ・ウベダは出場停止明けの復帰です。こんだけ、出場停止になってくれたおかげで永井秀樹が出場しました。いやぁ、久しぶりです社長。今日も得意のスピードドリブル魅せてくれよぉ。

     一樹    森本                  一樹    森本   
                                  コバ
        コバ                 アツ            山卓
                           ↑↑     大悟     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
 アツ  大悟   やしけん 山卓   →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・試合開始早々、FKのピンチ。大分にはフリーキッカーの原田がいるので要注意だ。

・繋げ繋げ繋げぇーっ! 好きにやれーっ!! 林から一樹へ、一樹がダイレクトでコバへパス。コバもダイレクトの右足アウトサイドキックというお洒落な技でPA内中央へふわっと浮かしたボール。これを森本が頭で右へ落とす。ここに走りこんだのが一樹。「おらーっ!どけどけーーっっ!!」・・・をするまでもなく、 お膳立て完璧。そのまま、ボールをトラップするまでもない。さぁ、ダイレクトボレーで強烈にネットへ突き刺してやれーっ! 久しぶりの必殺「サテライトキャノン」でもぶっ放せ!!・・・ってぼてぼて。そっか、右足だもんな。見てるこっちが右足だから諦めるってどんなサッカーだよ。こんなまぐみたいな奴を見返す右足ゴールも見たいね。

・いやぁ、ここ何試合と林がフリーな試合多いですね。大丈夫ですか? 各チームともにちゃんと相手のスカウティングしてますか? ちゃんと、ヴェルディを調べておかないと負けちゃうよ。林がじっくりと見渡せる時間があればあるほど、林からの縦パスは恐い。そんな今日の試合なんだけど、右サイドで山卓やコバが必死でタメて林へ戻す。すると、林がボールをキープせずにダイレクトでアツへサイドチェンジ。 まだ、開始して15分も経ってないのに3度も林→アツというラインが出る。こりゃ、今日は楽だな。って、おいおいアツさんよ。せっかくフリーでもらってるんだから、サイドもたまには突破してみないかい? そういや、最近アツが片足でボールを小突くドリブル見てないな。あれが必殺「蒼いイカヅチ」の初期動作だからね。なんか、動きも重いな・・・ま、まさか、由美さん手料理作り過ぎてないかい?

・遊びすぎぃー♪ アツが左サイドから中央へ折り返し。でも、サイド深く無いから普通に林へ戻しただけ。これを林が頭で中央のコバへ。今度はコバが頭で右サイドの山卓へさばく。これを山卓がマークしに来たDFの頭越しに浮かせたパス。これを裏へ飛び出したコバが再びもらいにいく。ゴールライン深くまで運んで折り返すもDFカット。それにしても、繋ぎますね。ここまで自由に繋がせちゃっていいの? まだまだ、遊んじゃうぞ。出来れば、DFの前に森本が突っ込んでくると面白かったんだけどね。

・ずっと、ヴェルディペースだったのに大分へ流れが移った。その原因は永井社長。足元でもらって前を向く。ここまでやってあげないと永井の良さは出てこない。さぁ、出るぞ。永井必殺「スピードドリブル」発動。足元にボールを持っていてもスピードが全く落ちない必殺技だ。この技の最中に色んな選択肢を作ってあげると永井はより活きるぞ。このドリブルで中央に切り込んで、右サイドの選手を見ておいて左サイドへノールックパス。 ・・・でも、高松ぼけーっ。これが永井なんだってば。裏へ走らないと。実際、このすぐ後の2度目は高松も分かったのか左サイドを突破して、PA外からミドルシュート。重そうな一発も義成正面。やばいな、永井と周りの選手が合ってくると厄介だぞ。ふぅ、本当に木島がいなくて助かる。

・中盤で林がカット。これを大悟、コバと繋いでスルーパス。PA内右エリアへ走った一樹がフリー。そのまま、GKと一対一のチャンス・・・あ、でも右足になっちゃうなぁ、こりゃダメかなぁなんて考えてると左足アウトサイドキックで浮かせたシュートを狙った。そうまでして、左足にこだわるか。これはGKが手で弾いてクリア。むむむ、一樹ったら右にサイドチェンジすると大体フリーになるね。これで得たコーナーキック。大悟が蹴った ボールは中央へ。しかし、ここでサンドロがユニフォームを引っ張ったとして米山を倒してPK。あらま、主審の柏原って言ったら米山・ロペたん同時退場で物議をかもしちゃった主審じゃん。今回はありがと。

・PKと言ったら連想するのは何ですか? まぐはそうですね、やっぱり林ですね。PKと分かった直後から一斉に「林」コールで迎える。久しぶりのPKを蹴ってくれ、やしけん。すると、はなっからボールを小脇に抱えて待ってるし。「おらーっ! みんな座れ座れ!」とPK前に座りだすゴール裏。そうですね、前にやった事のあるアレですね。皆様もPK取ったら覚えててくださいね。「お〜〜〜〜〜〜〜」と手を前に出して座りだす。 PKを林がゴール左にGKと逆のコースに蹴ってゴール1−0とヴェルディ先制。すると、ゴールが入ったと同時に座っていた皆が一斉に飛び上がって喜ぶ。そう、ゴール裏がどわーーーーっ!と波の様に飛び上がる仕草をすると結構見栄え良いし、南米サッカーのゴール裏みたいなウネリを呼ぶのさ。今度はみんな覚えておいてね。結構、「なに?なに?」っていう人多かったので。これで前半終了。

*「Magta」のコーナー継続。ちなみに公式記録とは違うよ、なんせ、まぐが良いと思ったヤツしか数えてないし。独断と偏見のコーナーさ。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
一樹2   アツ2   大悟1   林1

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
林9    コバ2   アツ3   大悟1   山卓1

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
アツ2   森本1   一樹1   コバ5   山卓2   大悟3   林1

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
一樹1   コバ3   林1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
林2    米山1   アツ1   義成2   山卓1   ウベダ1

ナイスプレイ・・・個人技など。
山卓1   一樹1   アツ1





   −後半−
     一樹    ボマ                  一樹    ボマ   
                                  コバ
        コバ                 アツ            山卓
                           ↑↑     大悟     ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
 アツ  大悟   やしけん 山卓   →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
                     時     
                           
   ウベ        米山              ウベ        米山   
        戸川                        戸川    


        義成                        義成
・うーん、森本もう終わりか。早いな。

・後半開始15分以内はゆっくりと落ち着いてボールをまわして、ゆったりとのんびり繋ぎましょうや。ってな具合で行きたい。ところが、試合はヴェルディペースで進む。アツがボールをもらってサイドを突破。そうだよそうだよ、サイドもたまには突破してみてよアツ。そのまま、相手を抜ききらない間に左足で折り返し。中央で待っていたエムボマがこれを左足ボレーで叩きつける。これがGK正面で弾くもサンドロが処理。 なーんだ、惜しいな。もう少しだったのになぁ。なーんて、思っていた所をサンドロの後ろから「えいっ!」と左足で蹴り。すると、やっぱ左足じゃないとダメなのね。一樹がプッシュしたボールがゴール右下サイドネットへ。うおーーーっっ!!やったーーっ!2−0と早い時間帯で追加点ゲットー。ズルいかもしれんが、これでいいんだ。

・サテライトではともに戦った同士。その分だけ、お互いの連携はバッチリなのよ。一樹と大悟でワンツーパスで中央を突破。GKと一対一だが、DFも一樹の横でしっかりと寄せている。こりゃ、ダメか?・・と思ったアナタ。違いますよ。一樹は簡単なゴールより、難しいゴールの方が得意なんです。そう、シュートに行く際に悩む必要が無いから。ギリギリの体勢で左足を伸ばしてプッシュ。これがゴール左上へ。GKにぶつかりながらも吸いこまれるようにゴールへ。 うおーーーっ!ユニフォームも脱いで一気にゴール裏へ来てくれる一樹。いやぁ、何か嬉しいっすよ。選手がゴール裏に走って来てくれるって今まで無かったんだよ。そう、ここで一つ忠告。ゴール裏に選手が近寄ってくれたら、みんなで雪崩の様に前へ行きましょう。でも、決して椅子の上には立つなよ。壊れたら弁償もんだぞ。○十万もヴェルディに負担させてちゃ申し訳無いしね。でも、嬉しいーーっ!!

・ところがどっこい戸川退場処分。へ? そういや、1枚目のイエローもらってたっけ? そ、そんなぁ。自分はどっしりと後ろで控えて米山とウベダを操り、自分の手は汚さない。万が一にでも裏へ通されたら、自慢のカバーリング能力を駆使して防ぐ。そんな、残忍なる知能犯だったが、米山とウベダの網の目を抜けて出てこられてしまった。ちなみに戸川が抑えなくても、裏にまだカバーしていた米山やウベダがいたから慌てなくても良かったんだけどね。 さぁ、こっからどうする? 3−0の時点での退場だけに何とかなりそうだけどね。

        ボマ                     一樹    ボマ   
                                  コバ
        一樹                 平野            山卓
                           ↑↑            ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
  平野          コバ    →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
       やしけん          時     
                           
アツ              山卓           アツ        米山   
     ウベ    米山                     ウベ    


        義成                        義成
・戸川退場により、真ん中にウベダが入った感じに修正。大悟にかえて平野も追加。

・こっから後は大分ペースで試合が進む。大分のスローインをニアサイドでエムボマがトラップ。そうそう、トラップしてからゆっくりとクリアしよっかなという感じだったのだろう。しかし、このボールをトラップミス。そのまま、中央にながしてしまい高松がスライディングシュートで突っ込む。これを義成に激突しながらもゴール左下へ。3−1と1点を返されてしまった。それにしても、ボマどうした?

        一樹                     一樹    ウゴ   
                                  コバ
        ウゴ                 平野            山卓
                           ↑↑            ↑↑  
                     攻     ↑↑            ↑↑
  平野          コバ    →撃→    ↑↑    やしけん    ↑↑
       やしけん          時     
                           
アツ              山卓           アツ        米山   
     ウベ    米山                     ウベ    


        義成                        義成
・あら? エムボマ交代。しかも、9番って提示してるのにわざとらしく反対側向いて見えてないフリしてるし。問答無用で走って帰る事に。すると、控え室へ下がろうとしてるエムボマが暴れてる暴れてる。周りのコーンやら、飲み物やらを蹴っ飛ばしまくり。そら、怒るよな。 でもね、まぐとしてはサンドロに空中戦で勝てないボマなんか見たくないぞ。サンドロぐらいふっ飛ばしてくれよ。

・左から右からセンタリングの雨アラレ。平野のセンタリングをPA内右エリアで受けたウーゴ。さぁ、いいぞ好きにやれーっ!踊れウーゴッ!!すると、平野からのボールを左足でトリッキーなシュートも正面。まるで、EURO2004で後ろ向きの体制から決めたラウルみたいでした。ま、ウーゴのは入らなかったけど。

・右から攻めてきた平野がそのまま中央へ切り込む。すると、一樹のマーカーまで引き付けたのでスルーパス。ここにはオフサイドトラップかかり損ねた一樹。わざとトラップを大きめに取って左足で蹴れる状態へ持っていく。いつもはこれで正面にトラップしてしまい右足で蹴らなくちゃいけない状態へ自分で持っていってしまった一樹。 今回はトラップもばっちりだ。さぁ、一樹よハットトリック狙ってくれーっ!・・・これでトドメだぁーっ!!・・・カキーンッ!・・・また、何で入らないの。ハットトリックを逃して試合終了。やっぱ、一樹はそういう星の下に産まれたんかな。楽はさせんぞ!みたいなね。 いや、もしかすると北斗七星の横にもう一つ星見えてないか? 死兆星みたいなの。

*「Magta」のコーナー継続。
シュート・・・公式記録に入らないシュートへの意図さえあれば数に含む。
ボマ2   一樹3   林1    ウーゴ2

繋ぐパス・・・横パス、バックパスなどは含まない。
米山2   大悟1   ボマ2

ゴールへのパス・・・アシストになりそうなパス。
大悟2   山卓1   アツ3   コバ1   平野2

1・2パス・・・ダイレクトなどで繋ごうとしたもの。
ボマ2   大悟1   林1

DF・・・失点ものを防いだだけでなく、中盤で奪ったものや遅攻に追いやったものも含む。
林2    義成3   米山3   ウーゴ1

ナイスプレイ・・・個人技など。
林1    一樹1   




6/26(土)J1ファーストステージ
味の素スタジアム

東京ヴェルディ1969
 VS 
大分トリニータ

前−半

後−半

合−計

林 健太郎(PK)

 高松大樹

平本一樹(ボマ)

  

平本一樹(大悟)

  


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
前節の清水戦では最悪なまでに李 康珍くんがアラウージョに攻められてた。それを見てたせいかクラウディオだと安心するね。相手に舐められるより、相手をかっ飛ばしてくれるし。うんうん、セカンドも3試合ぐらいの出場停止は覚悟しておくよ。 ユース同期4人組のユース極悪チーム:エヴォリューションだけど、最近大悟も仲良くなってきたね。大悟と一樹のラインが出来るとは思わなかったよ。・・・んで、エムボマ大丈夫かい? いきなり、退団とか発表されても今なら納得しちゃうぞ。 とにかく、夏はあなたの出番なんだからしっかり頼むよ。

   −今日の受賞者−
MOM : FW 平本一樹     2度目/通算10度目
MVP : MF 小林大悟     4度目/通算11度目
MVP : MF 林 健太郎    3度目/通算12度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
後ろからプッシュしてゴールというものでもゴールはゴール。一樹には泥臭さがほしいからね。そうしている内に昨年の様なサテライトキャノンの様な爆発ゴールもきっとうまれるさ。また、見たいねネットを突き破らんばかりのシュートを。その一樹へ出した大悟のスルーパスも評価してMVP。 それと林をあれだけフリーにしちゃいかんて。最近のチームはほとんど、林をフリーにする傾向にある。理由はパスの供給源をコバと大悟と3人に増えたからだろうね。パスの供給源を抑えるというのがヴェルディの弱点だった。最近のヴェルディではパス供給源多すぎちゃって相手も抑えきれないのかも。 それでも、やしけんはフリーにしちゃいかんよ。あと、久しぶりのPKでMVP。

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