2003年 練習試合


・今日はあの練習試合を更新です。いまさら遅いわ!と怒らない様に。GWの5/3の試合ですな。ちなみに書いてるのは磐田後の5/6だったりする。

ヴェルディ第一グラウンド
 
   東京ヴェルディ
VS
   日本U−18代表
  監督ロリか岸野さん   監督大熊 清  
  GK柴崎貴広   GK18松井謙弥  
  DF11柳沢将之   DF増嶋竜也  
  DF16塗師 亮   DF中村北斗  
  DF15相馬崇人   DF10森下 俊  
  DF鈴木健太郎   DF大河内英樹  
  MF32小林慶行   DF小林祐三  
  MF27久場政朋   MF19増田誓志  
  MF30久島寿樹   MF22梶山陽平  
  MF28萩尾勇真   MF23中山博貴  
  FW18佐野裕哉   FW平山相太  
  FW31高部 聖   FW苔口卓也  


・あんまり知らないですね。知ってる選手は平山ぐらいのもので、早く控えにいるカレン・ロバートでも見てみたいなと。高校サッカーで見た萬代も元気かねぇ。

     高部    佐野                  高部    佐野
                                       
                          鈴木      久島      柳沢
   萩尾        久島           ↑↑  萩尾      こば  ↑↑ 
                          ↑↑              ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
     久場    こば       →撃→   ↑↑      久場      ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
鈴木              柳沢        鈴木              柳沢
     相馬    塗師                  相馬    塗師


        柴崎                        柴崎
・オーソドックスな4−4−2ボックス型。そして、攻めるときにはダイヤモンドに変わる。結構、このカタチ好きな布陣なんだよね。

・久島が積極的に声を出してボールを呼び込む。ほー、前はキャラクターも掴みにくかったけど、契約を掴んだから吹っ切れたか。うーん、パスセンスもキック精度もあるし、高橋にとってはいきなりライバル出現って感じだね。 当の高橋きゅん♪は前日にどなたかにケズられて負傷。足をグルグル巻きにしてました。

・右サイドからのセンタリング。中央で相馬が振り切られてダイビングヘッド。デカイわ、早いわ、飛び込むわでかなり相馬くんは苦労してるようだ。なにせ、FWがあの国見高校のFW平山相太くんですからね。身長189cmの大男ですよ。 そのダイビングヘッドはどんピシャ失点ものだったけど、ギリギリで枠を外れた。危ない危ない。

・右サイドへ開いたアキラくん。そのまま、キープ。そして、裏を走り抜けたヤナギがダイレクトでセンタリング。「温水(ぬくみず)って言うなーっ!」とばかりに低くて早いセンタリング・・・なんのこっちゃ。佐野へどんピシャのタイミングだったが、佐野が蹴ると同時にGKが目の前へ居た。自分の体ごとぶつかってきたGKの勝ち。

・本日のクライマックス。久島が中盤でキープ。そして、ふわっとしたボールをGKとDFの間に放り込む。これに裏を取った佐野が右エリアへ突破。胸でトラップしてGKと一対一へ。その胸トラップのボールが地面に落ちる前にダイレクトボレー。真横に振った中段蹴りはゴール左上へ突き刺す強烈ボレーで1−0。ヴェルディ先制! これを見に来た観客たちは思わず「オオォー!」という歓声をあげたに違いない。それほどのビューティフルゴール。それにしても佐野って決定力高いっすわ。出る試合で毎回ゴールしてるかもね。

・知ってますか? 鈴木の秘密。一部で「うきょきょ」という言葉が流行ってるが、それの事ではない。答えは「止まってるボールなら蹴れる」ということ。FKのボールをPA内へ放り込む。中央へピンポイントで送ったボールはスピードこそ無いものの、中央で待っていたアキラくんがヘッドで狙うも枠の外へ。なるほど、 相変わらず止まってるボールは大丈夫なようだ。

・つい、最近21歳になった佐野とそろそろ30歳と間違えられてもおかしくないヤナギとのコンビ。大丈夫、ヤナギの気持ちはまぐが良く分かるぞ。佐野がダイレクトでクサビになってヤナギへ。そして、ワンツーパスで右サイドを切り裂く。そのまま、佐野が右サイド深い所へスルーパス。老体に鞭打って(失礼)全力で走るヤナギ、ラインぎりぎりでダイレクトセンタリング。 ニアに走りこんだ佐野がバックヘッドで枠を狙うが外へ。うーん、走るねぇ。トップも少しは見習おうぜぃ。

・猛毒ヤナギ=実年齢23歳、よっちゃん(慶行)=25歳。これを踏まえてどうぞ。「コバーッ!コバーーッッ!!ヘーーーーーイッ!コバーっっっ!!!」と叫びながら右サイドを駆け上がる。どっちが年上だ? コバにはそんな先輩風吹かすタイプじゃないので、冷静に右へサイドチェンジ。それもヤナギのスピードを殺さない見事なパス。そのまま、ヤナギは切り替えして左足でシュートも外へ。 いや、さすがコバ。これがどこぞの先輩さんだと大悟が目の前で邪魔してると「どけ!清商!(一応、笑いながらだよ)」とか平気で言っちゃうからね。頑張れ!キャプテン!前半終了。




   −後 半−
その選手の話し方、腰の低さなどなどを真似て読んで見てください。
鈴木:「足下に来いよっ!」
高部:「ウラに下さいよ〜。」
鈴木:「お前、読まれてんだよッ!」
高部:「・・・・・・・・」
鈴木:「分かってんのか!?」
高部:「・・・・・・・・」

鈴木がパスの出しどころ無くて高部を呼んだ。しかし、アキラくんはウラへ。鈴木は足下へパスを出してしまいパスカット。その際のやりとり。実際、ウラへ行っても読まれてカバーリング居たし、もらいに来た方が正解。むしろ、もっと遠くで佐野もいただけに鈴木の方が正解だね。 アキラくんはしょんぼりしてました。まだまだ、Jの判断の早さに戸惑ってますね。

・「ア、アイツは・・・バケモンだ!」右サイドからのセンタリング、ニアで平山ズドン! 何と言う打点の高さか。クロスバーよりも高い位置からヘディングがズドンと突き刺さる。柴崎も成すすべなし。こりゃ、今年の高校サッカーでも暴れるんじゃないか平山は。 これで同点1−1。

・鈴木からアキラくん、そして、また鈴木へパス・・・・ほー、たった数分でアキラくんと鈴木の連携アップ。そうそう、言い合って上手く行くんだから大丈夫さ。でも、アキラくんってば鈴木に出して終りじゃないんだから、PA内に入って行こうよ。

     北脇    高部                  北脇    高部
                                       
                          鈴木      佐野      柳沢
   喜山        佐野           ↑↑  喜山      こば  ↑↑ 
                          ↑↑              ↑↑  
                     攻    ↑↑              ↑↑
     久場    こば       →撃→   ↑↑      久場      ↑↑
                     時    ↑↑              ↑↑
鈴木              柳沢        鈴木              柳沢
     相馬    塗師                  相馬    塗師


        柴崎                        柴崎
・相手が立て続けにカウンター。セカンドボールはほとんど相手へ。右サイドからのセンタリングにオーバーヘッドも柴崎セーブ・・・なんとかクリアして難を逃れると・・・鈴木が一喝。 「お前ら!取られ方悪いぞッ!!」うんうん、確かに確かに。これで気が引き締まったようだ。

・さぁ、あなたならどっち?
・・・久場くんがセンターサークルでキープしています。右はヤナギ、左は鈴木が同時に攻めあがりました。そして・・・

鈴木:「くばーっ!くばーーーーっっ!こっちーーーーっ!!!」
柳沢:「クバーッ!クバーーーーッッ!コッチーーーーッ!!!」
久場くんは迷いました・・・後で何言われるか。しかし、そんな時、久場くんはひらめきました。そうだ、コバに出そう。ちゃんとシュートまで行きました・・・でも、両サイドを全く無視しました。両サイドには変な目で見られてますけど、結果オーライです。

・コバの超ロングフィード。右サイドに開いた佐野へどんピシャ。そのまま、佐野がダイレクトでセンタリング、中央に走りこんでいた喜山がヘッドで狙うも外へ。得点のチャンスだっただけに外したのは痛い。 この後、もう一度喜山が決定的なチャンスを掴むも失敗で試合終了。1−1の同点。

5/3(土) 練習試合
ヴェルディ第一グラウンド

東京ヴェルディ1969
 VS 
日本U−18代表

前−半

後−半

合−計

佐野裕哉(久島)

 平山相太
   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
面白かったです。えぇ、トップよりもです。パスは面白い様に繋がっていく上に両サイドはガンガン攻めあがるという最高の展開ですよ。ヤナギと鈴木もここのレベルじゃないなと実感しました。そして、同様に佐野もです。 これだけ自分が動きまくる選手は勿体ないですね。

   −今日の受賞者−
MOM : FW佐野裕哉    2度目
MOM : MF久島寿樹    2度目
MVP : DF鈴木健太郎   3度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
佐野と久島はもろに結果を残したのが理由です。佐野は本当にシュートの上手い選手なんですってば。入団当初から徐々にシュートへ行く動きに専念してるので 、場合によっては鹿島の柳沢に非常にかぶるのです。でも、シュートへの意欲が違う。シュート打ちますよ。鈴木はこの試合を実に面白くした功績を称えてMVPです。


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