2002年 ナビスコカップ第２節
・うーん、おかしい。ＦＣ東京はケガ人続出のはずだったのに前節は清水を相手に本気メンバー。それでも、ケガ人を強行出場させているらしく控えメンバーにＧＫがいないほどの状況。
よし、そうだ。ＧＫをケガさせちゃえ。頼んだぞ！かんぺー！！
東京スタジアム
| |  東京ヴェルディ１９６９ |
VS |  ＦＣ東京 |
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監督 | − | サンドリ | | |
監督 | − | 原 博美 | | |
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ＧＫ | １ | 高桑大二朗 | | |
ＧＫ | １ | 土肥洋一 | | |
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ＤＦ | 22 | ロペス | | |
ＤＦ | 20 | 加地 亮 | | |
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ＤＦ | 23 | 米山篤志 | | |
ＤＦ | ３ | ジャーン | | |
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ＤＦ | 14 | 富澤清太郎 | | |
ＤＦ | 15 | 伊藤哲也 | | |
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ＭＦ | ２ | 山田卓也 | | |
ＤＦ | ８ | 藤山竜仁 | | |
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ＭＦ | 20 | 高木成太 | | |
ＭＦ | ５ | 下平隆宏 | | |
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ＭＦ | 15 | 杉山弘一 | | |
ＭＦ | 16 | 宮沢正史 | | |
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ＭＦ | 17 | 相馬直樹 | | |
ＭＦ | 36 | 石川直宏 | | |
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ＭＦ | 28 | 小林大悟 | | |
ＭＦ | 19 | ケリー | | |
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ＦＷ | ７ | エジムンド | | |
ＭＦ | 13 | 戸田光洋 | | |
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ＦＷ | ９ | マルキーニョス | | |
ＦＷ | ９ | 福田健二 | | |
・ベンチにはＧＫ柴崎、ＤＦ林、ＭＦ永井、ＭＦ北澤、ＦＷ桜井。ううぅ、佐野がいない・・・くぅ・・・残念。相手は作業着チームなんだ、負けてなるものか。
マル マル エジ
大悟 ↑↑
大悟 エジ 相馬 ↑↑
↑↑ ↓↓
↑↑ 成太 ↓↓ 杉山
相馬 杉山 攻 ↑↑ ↑↑
成太 山卓 →撃→
時 山卓
富澤 ロペス 富澤 ロペス
米山 米山
高桑 高桑
・前半開始早々、これぞセクシーサッカー。最終ラインから一気に前線へロングフィード一閃。これをＦＷ福田が裏を狙ってくる。右から45度のグラウンダーシュートも直前で米山がコースを切ってクリア。フラット３じゃなく１人余る頭脳派スイーパーだからこその技だ。
でも、今日はこういうパターンが多そうだ。
・前半まだ始まったばかり・・・・だというのに。マルキーニョスが相手に倒されて動けない・・・。ここでは担架で運ばれるほどの重傷。しかも、動かないまま。２〜３分で戻ってきたけど、90分で全く良いトコ無しだったマルはこのケガが原因だったらしいぞ。
・エジムンドがセンターサークル付近でのキープ。ここから無理矢理に反転出来る能力がエジムンドの凄い所だ。そのまま、突破して左サイドの相馬へ見事なスルーパス。これを相馬がしっかりとトラップしてすぐにセンタリング・・・・っておーい！
蹴った瞬間にゴールラインを割る様なセンタリングじゃ得点なんて絶対入らないぞー！ 浦和戦の様なビシッとセンタリング上げてくれー。
・この男・・・まぐの評価ではヴェルディの中で一番ボランチ能力がある男と評価しております。ただ、一つ問題があるとすれば相手を止めるのが反則しか無いこと。その男の名は・・・高木成太！ なんとケリーに打ち当たっても負けないし、福田とやりあっても負けない。
そんなにフィジカル強そうに見えない成太の勝ちとは凄い。だけど、この後で山卓がファールで止めちゃった。山卓の場合は有り余る筋肉をセーブしないといけないからな。
・有り余る筋肉はここにもいたぞ。相手のＦＫ、中央で競り合ったのはヴェルディの味方同志だった。片方は無傷で平然としているロペス。その超筋肉に負けたのは・・・クラッシャーことかんぺーだった。まさか、味方に自分がクラッシャーされてしまうとは。しかも、
しばらく起きあがれなかったし。ケガだけはするなよ。
・「俺によこせーっ！ おめぇーらぁー、何で俺に寄こさないだよ、もーっ！！」って言ったのは現在トップにいる元ＦＷのかんぺーユース時代の出来事。これぐらい言えばボール出してくれるんじゃない？ 相馬がタイミングのいいオーバーラップを繰り出した。キープしているのは
大悟。そのまま、大悟の後ろを回って裏へ抜ける。ところが相馬の動きを大悟はオトリに使って、自分がそのまま放り込んだ。無論、ダメ。こういうサイドヘの意識の徹底が欲しいな。それにしても相馬怒ってる？
・ヴェルディにもチャンス到来。直接ＦＫのチャンス、ちょっと遠目だけど誰が狙うんだろ・・・って言わなくても分かるよね、そう７番っす。しかも、思いっきり蹴ってホームランとか美味しい事しちゃうかと思ったら中へ折り返しちゃうし・・・その折り返しも最初からゴールライン越える程
、大きいし。頼むから得点の期待だけでもしちゃうようなキックをお願い。
・新外人のロペス情報ぉ〜！ この選手、ボールをカットするやいなやすぐにボールを運んで前へ上がる。ところがこのリベロ癖は別にいいんだけど、上がってすぐに取られるというのは止めてくれ。ロペスのいない場所を狙われて米山に負担がかかってる。ワンツーからアクロバチックなクリアを
魅せたりと米山大活躍しちゃうよ。ま、まだ入ったばかりだから、これからだよね。しばらくは黙って見てましょう。
・センターサークルまで攻め上がったのはリベロ米山。そのまま、上がるんだけど誰も寄せて来ない。よし、やっちゃおう。米山の攻め上がりですぐにスルーパス炸裂。左サイドの裏へ抜け出したマルキーニョスが突破を試みる。ところが雨で濡れたピッチの影響か、トラップミス・・・。またも、
マルキーニョスは本当にブラジル人なのかと疑いたくなる技術を披露してくれた・・・。なんだか、こればっか。
・山卓が相手にどつかれて転倒・・・しかも、あのトータルファイティングでならした山田卓也たる男が倒れて起きあがれない・・・。後ろからフイを付かれたのもあるだろうが、周りも声かけてあげようよ。ちと楽観視していたまぐだったが、このまま担架で運ばれてしまい動けず。
その後は頭を包帯でぐるぐる巻きのままピッチへ。流血とかしたのかも。
・前半41分、ＦＣ東京のコーナーキック。蹴るのは宮沢・・・ってこれがそのままファーサイドへズドン。ヴェルディはファーサイドに張り付かせる事をしないのでやられてしまった。ニアには相馬がいたんだけど。高桑のポジションも悪かったかもしれないけど、前へ出ようとしたのでかなり回転を
かけて巻いて入ったのかも。それにしても、宮沢のサッカー人生で最初で最後のビューティフルゴールをヴェルディ戦で決めなくてもいいんですけど・・・。ってか、ヴェルディって結構、こういうびゅーてほーなゴール見る機会多いよな、相手の。
・危ない・・・２失点してもおかしくないぞ、これって。左サイドを上がってきてセンタリング。ファーサイドにいた戸田のヘッドも何故か外へ。完全どフリーで外してくれて助かった。これで前半終了。前半は決定的な機会も一回しか無かった。
−後半−
・「おら、おら、おらぁ〜、桜井様のお通りだぞぉ〜ッッッ！！！！」前半は決して悪くなかったし、攻撃参加も目立った成太。今回は悪質な反則も無かっただけに、もう少し見たかったが残念。交代で桜井投入。
マル マル エジ
桜井 ↑↑
桜井 エジ 相馬 ↑↑
↑↑ ↓↓
↑↑ 大悟 ↓↓ 杉山
相馬 杉山 攻 ↑↑ ↑↑
大悟 山卓 →撃→
時 山卓
富澤 ロペス 富澤 ロペス
米山 米山
高桑 高桑
・後半開始早々、右サイドからのＦＫ。勿論、蹴るのは大悟じゃなくてエジムンド。ニアに正確に蹴ったボールはほぼどんピシャでロペスの頭へ。足はそこそこ速く空中戦もそこそこかと思っていたが、攻撃参加時の打点の高さは圧巻だぞ。
フリーで当てたヘッド惜しくも枠の外へ。これからはこのパターンを多く見られるかもね。
・先月だったかな、ＧＫ柴崎貴広に２試合で11失点という悪夢を魅せた非道な左サイドアタッカーが本性を表した。左サイドで杉さんを簡単にスピードだけで豪快に抜くと、同じ要領でかんぺーも置き去りに。まるで一樹の直線ドリブルばりに抜き去ると強烈にフィニッシュ。
米山のシュートコース切りも上手かったが、そのおかげでシュートをニアのみに絞れたか。ニアサイドへ痛烈に狙ったシュートはゴール右上クロスバー。跳ね返ったボールがＰＡの外まで吹っ飛んだ。いやぁ、危ない危ない。チャンスの後にはピンチ有りだもんね。
・左サイドの相馬と山田で切り崩し、相馬が裏へスルーパス。これを山田が突破。ゴールラインギリギリでセンタリングを上げると思いきや、柔らかくキックフェイントでジャーンをかわして、右足でセンタリング。オトリに走ったマルキーニョスの裏を狙ったボールはフリーだった杉さんの下へ。
そこで杉さんも狙わずに中央へ早いグラウンダーのマイナスパス。これに反応したのは桜井っ！！・・・・ってホームラーン！！ でも、これはかなり魅力的な攻撃だったのでもっと回数をこなそうよ。でも、ここにエジが絡んでないのも面白いね。やれば出来るんだよ。
エジ エジ
桜井 永井
桜井 永井 相馬
↑↑
↑↑ 大悟 杉山
相馬 杉山 攻 ↑↑ ↑↑
大悟 山卓 →撃→
時 山卓
富澤 ロペス 富澤 ロペス
米山 米山
高桑 高桑
・マルキーニョスがケガだったんだね。危ないとこだった、まぐはずっと最悪の出来だったっていう評価だったんだよ。でも、ケガならもっと早く代えても良かったかな。
・永井とエジムンドのコンビプレイ炸裂。そして、右サイドにいた杉さんにナイススルーパス。エジムンドの基準としてセンターサークルと相手ゴールラインの半分の位置より前に走った選手にはスルーパスを送ってくれるらしい。
対してそれ以前の位置にいると相馬のごとく出さない。ま、あの位置に出しても何もおこらないから納得。ところが杉さんがこのパスをしっかりとセンタリングするのにゴールラインを割ってるんだな。全く、センタリングの精度が無いぞ。
エジ エジ
桜井 永井
桜井 永井 相馬
↑↑
↑↑ 大悟 山田
相馬 山田 攻 ↑↑ ↑↑
大悟 北澤 →撃→
時 北澤
富澤 ロペス 富澤 ロペス
米山 米山
高桑 高桑
・キーちゃんがボランチになって山卓が右サイドへ。キーちゃんが入ってくると何かしてくれそうな気はする。そうだ、今までベンチで散々、相馬へ出さないシーンを目の当たりにしてきたはず。
よし、ここでサイドチェンジだ！・・・・ってキーちゃんもエジへパス。これじゃ、何にも変わらんわい。相馬はしばらくは我慢だな。
・「俺様がサッカーってもんを魅せてやるッッッ！」センターサークルでキープしたエジムンド。そのまま、例のごとく反転して突破。ＤＦ３人の間を無理矢理突破するけど、最後の砦ドイツ人ジャーン(ブラジル人)
が立ちはだかってカット。さすがのエジムンドもジャーンには勝てじ。ところがジャーンの足を引っかけてファール。一時、騒然とするも審判に向かってペコペコお辞儀する「都並さんの必殺技」を披露してくれた。
たくましいなエジムンド。
・エジムンドにマークが集中してるので他の選手にはまわる。永井が久しぶりの必殺技「スピードドリブル」を発揮。相手の２人の間を突破するんだけど、最後はやっぱりドイツ人ジャーン(ブラジル・・・しつこい)
が立ちはだかってクリア。永井でも敵わないのか、恐るべしジャーン。っていうかここまで中央突破ばっかだ。
・エジムンドが無理矢理キープ。そして、左サイドにスルーパスだァァァ！！ よし、相馬、勝負だ。そして、ピンポイントのセンタリングを魅せてやれ！！・・・って上げない。しかも、勝負もしない。どうした？ 相馬！
お前までおかしくなっちゃったのか？ ってよく見たらかんぺーでやんの。取られたけどここまでオーバーラップするとは。
・ロスタイム。また、浦和戦みたいにロスタイム逆転劇やっちゃいますか。キーちゃんがボールを運びながらどフリーで上がる。裏へ抜けようと走るのは桜井、永井、山田だった。そこでキーちゃんが選択したのは・・・またも、エジムンド？
どうした、キーちゃん。しかも、今回も左サイドに相馬がどフリーで待っていたのに・・・って、またもかんぺーだった。最後までかんぺーと相馬を間違えちゃうし。つまりはかんぺーが上がったぐらいの位置まで上がれば面白くなるんだけどな。
これで試合は０−１と負け。
−おまけ−
・ま、そんな訳で個人で気になった事をいくつか。
サイドを意識しても中央突破ばりばりの去年より勝てる気がしないとは・・・。今のヴェルディに必要なのは何だろう。やっぱり、ここは信じてサンドリサッカーを信じましょう。
０−１ゲームが多すぎるけど、マルキーニョスが本当のブラジル人になったら爆勝しそうだし。
−今日の受賞者−
ＭＯＭ ： 該当者無し
ＭＶＰ ： ＤＦ米山篤志 ２度目／通算５度目
ＭＶＰ ： ＤＦ富澤清太郎 初選出／通算２度目
・勝利に貢献した選手にはＭＯＭ、まぐが独断と偏見で選ぶのがＭＶＰ(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
米山篤志は守備の要です。失点したのは仕方無いと思って諦めて次に繋ごう。とはいっても直接ＣＫだしね。富澤は試合後にもの凄く悔しそうに泣いていたのだ・・・。まぐと桜井様だけかんぺーコールで締めくくったよ。
こんな気持ちじゃ代表行ってもスッキリしないだろうな。でも、かんぺー！ 今は自分の事だけ考えても構わない。きっと、ヴェルディは先輩達がやってくれるさ。それにＪリーグの続きで魅せればいいんだ。
こりゃ、かんぺーゲーフラ作るかな。
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