EURO2000一次予選C組第2節
シャルルロワ・スタジアム(BER)
| ユーゴスラビア |
VS | スロベニア |
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監督 | − | ブヤディン・ボスコフ | | |
監督 | − | スレチコ・カタネッツ | |
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GK | 22 | イヴィカ・クラリ | | |
GK | 12 | ムラデン・ダバノビッチ | |
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DF | 2 | イヴァン・ドゥディッチ | | |
DF | 3 | ゼリコ・ミリノビッチ | (警告) |
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DF | 5 | ミロスラフ・デュキッチ | | |
DF | 4 | ダルコ・ミラニッチ | (主将) |
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DF | 11 | シニサ・ミハイロビッチ | (退場) | |
DF | 5 | マリンコ・ガリッチ | |
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DF | 21 | アルベルト・ナジ | | |
MF | 7 | ゾーニー・ノバク | |
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MF | 4 | スラビサ・ヨカノビッチ | | |
MF | 8 | アレス・チェヒ | |
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MF | 17 | リュビンコ・ドゥロビッチ | | |
MF | 11 | ミラン・パブリン | |
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MF | 6 | デヤン・スタンコビッチ | | |
MF | 19 | アミル・カーリッチ | |
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MF | 7 | ブラディミル・ユーゴビッチ | | |
MF | 10 | ズラトコ・ザホビッチ | |
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FW | 8 | プレドラグ・ミヤトビッチ | (主将) | |
FW | 9 | サソ・ウドビッチ | |
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FW | 18 | サシャ・コバチェビッチ | | |
FW | 13 | ムラデン・ルドニャ | |
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IN | MF | 10 | ドラガン・ストイコビッチ | |
IN | MF | 18 | ミレンコ・アチモビッチ | |
OUT | MF | 6 | デヤン・スタンコビッチ | |
OUT | FW | 9 | サソ・ウドビッチ | |
IN | FW | 9 | サヴォ・ミロシェビッチ | |
IN | MF | 21 | ゾラン・パブロビッチ | |
OUT | FW | 18 | サシャ・コバチェビッチ | |
OUT | MF | 11 | ミラン・パブリン | |
IN | FW | 20 | マテヤ・ケズマン | |
IN | FW | 20 | ミラン・オステルツ | |
OUT | FW | 8 | プレドラグ・ミヤトビッチ | |
OUT | MF | 19 | アミル・カーリッチ | |
・試合開始時にスロベニア代表のメンバーの中に「カーリッチ」という選手は元ガンバ大阪の選手ですという話をしてた。そういえばそんな選手いたなぁ・・・。
あんまり覚えてないってことは対した選手じゃないな。マグロンはユーゴスラビアを優勝候補に上げています。この試合は大量得点でも取ってもらって、
弾みをつけてもらおうという試合のはずだった。ところが試合が始まってみると、引き気味に試合をすると思われたスロベニアがまさかの猛攻。前半は
左サイドからのクロスをウドビッチ、ザホビッチが狙うという展開が本当に浸透しているので、ボール回しが早い。すぐにサイドをえぐってクロスを上げてくる。
序盤ユーゴで目立ったのはミハイロビッチのFKぐらいだ。そんな中で前半も中頃、何度も見られたパターンの左サイドからのクロスを中に走り込んだ
ザホビッチがヘッドで決めて先制!まさかの展開となり、前半の段階でストイコビッチを投入して前半を終えた。ストイコビッチにも決定的なシーンがあったが、
残念だった。スロベニアは実はザホビッチがGKと一対一になってるシーンもあったりと完全にスロベニアの試合で前半を終えた印象だった。こりゃひょっとするかも。
試合前には対したことない選手だと思っていたカーリッチが大活躍したのが、なんともいえず嫌な感じだ。ところで何故、スタンドにブラジル代表ユニフォーム
を来てる奴やリオのカーニバル風な女性も多数いた。何故だろう・・・。
・後半に入ってもお互いの立場は変わらず、後半7分でFKザホビッチからパブリンにあわせて追加点2−0。この時点でユーゴスラビアは完全にキレてしまった。
その5分後にもミハイロビッチがパスミスでザホビッチにプレゼントボール。しっかりとGKを見てゴールに追し込み3−0。この後ユーゴスラビアの弱点とも言える
血の気の多さが災いしてかミハイロビッチが二枚目のイエローで退場処分。すでにやる気のないミハイロビッチはさっさと帰ってしまった。サッカーの世界では退場処分で
人数の少ないチームが勝つことは少なくない。そしてこのミハイロビッチが居ないおかげで中盤にスペースが生まれ、ユーゴビッチが水を得た魚のように活き活きとしてくる。
まずは後半22分に何度も訪れたCKのチャンス、誰もがゴールラインを割るだろうと身体を入れたのだが、ユーゴの選手がそれを諦めずに足を伸ばしてループ。これがGK
を越えて中に走りこんだミロシェビッチが押し込んで1−3と一点を返す。この後も勢いの止まらないユーゴ。3分後に左サイドを深くえぐって中へマイナスのグラウンダーパス。
走り込んだドゥルロビッチがトゥーキックの様な格好で決めて2−3。まだまだ後半28分に右サイドをラインまで深くえぐり、GKの脇をすり抜ける中へのパスでまたも
ミロシェビッチが押し込み、たったの6分で3−3の同点となった!!完全に足の止まったスロベニアの疲労を付いての速攻劇。ロスタイムでスロベニアにもチャンスが
あったもののこのまま試合終了!3−3という引き分けで終わったが、サッカーの怖さを体感することの出来た試合だった。
一次予選C組第2節
シャルルロワ・スタジアム |
YUGOSLAVIA | VS | SLOVENIA |
0 | 前半 | 1 |
3 | 後半 | 2 |
3 | 合計 | 3 |
ミロシェビッチ | | ザホビッチ |
ドゥルロビッチ | | パブリン |
ミロシェビッチ | | ザホビッチ |
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