EURO2000一次予選B組第5節



フィリップス・スタジアム(NET)
 
   イタリア
VS
   スウェーデン
  監督ディノ・ゾフ   監督トミー・シュデルベリ 
  GK12フランチェスコ・トルド   GKマグヌス・ヘドマン 
  DF11ジャンルカ・ペソット   DFトーマス・グスタフソン 
  DFチロ・フェッラーラ   DFパトリック・アンデション(主将)
  DFパウロ・ネグロ   DFビヨルクルンド 
  DF15マルク・ユリアーノ   DF14オロフ・メルベリ 
  MFアンジェロ・ディリービオ   MFホーカン・ミルド 
  MF14ルイジ・ディ・ビアジオ   MF17ヨハン・ミャルビー 
  MFパウロ・マルディーニ(主将)  MF13マグヌス・スベンソン 
  MF16マッシモ・アンブロジーニ   MFフレデリック・リュンベルグ 
  FW10アレッサンドロ・デルピエロ   FW20ヘンリク・ラーション 
  FW19ヴィチェンツォ・モンテッラ   FW18イクセル・オスマノフスキー 
INDF13パウロ・ネグロ  INMF11ニクラス・アレクサンデション 
OUTMFパウロ・マルディーニ  OUTMF15マグヌス・スベンソン 
INDFファビオ・カンナバロ  INMF15ダニエル・アンデション 
OUTDF15マルク・ユリアーノ  OUTMF17ヨハン・ミャルビー 
INMF18ステファノ・フィオーレ  INFW19ケネト・アンデション 
OUTMFアンジェロ・ディリービオ OUTDFトーマス・グスタフソン 




・相変わらずのイタリア。話しによると「予選を突破してるからといって、今回のメンバーはイタリア2(ツー)じゃないんだぜ。」とか言ったそうな・・・。いやいや、 イタリア2だよこれは。今回のシステムも案の定8−1−1、このシステムも見ている分には慣れてきた。だが、試合はやっぱりスウェーデンペースで進む。 今回もGK一対一の決定的シーンが何度も訪れているのに、GKトルドのナイスセーブで何点も逃してきた。それに対してデルピエロのスルーパスにモンテッラが 狙うといった8−1−1のシステムからも得点シーンが生まれそうな場面もあった。前半38分にCKを得る。仲間はまったく上がってこない、これに油断したのか デルピエロのCKはニアポストへ蹴った、これをディビアジオがヘッド。スキンヘッドで滑るかと思ったが、強烈なヘッドをネットに叩き込み1−0と先制。 あれだけ前半だけで12本ぐらいのCKをやっても得点にならないスウェーデンとたった一回のCKから決めた、これがイタリアと戦う時に気を付けないといけないのだ。 このまま前半を終了。WOWOWで言っていたが、この大会のイタリア代表ユニは新しい素材を使ったユニフォームだそうです。見た目はみんな窮屈そうでやりづらい 感もあったが、実際はかなり伸びる製品で相手に引っ張られても伸びるので力を入れづらいそう、相手のユニを引っ張っても体勢が崩れないので意味が無い。それと 攻撃側でも引っ張られてもスピードが付いていたら、相手を振り払うのが容易らしい。このユニフォームの名は「コンバット2000」というらしいぞ。日本代表も 早速使ってみないと・・・。

・後半になるといつもの通り、前半よりは攻撃的になる。8−1−1−のシステムから7−1−2になってきた、あんまり変わらないんだけど・・・・。デルピエロ、 モンテッラの2トップにフィオーレが加わることでイタリアの攻めもシュートで終わったりと、イタリアらしくなってきたようだ。それでも支配率は終始スウェーデン ペースで進む。ところでイタリアのGKトルドはとんでもないヤツだな。ラーションがヘッドで後ろへすらして、どフリーのPアンデションのキャノンも防ぐし、 いろいろとトルドのおかげが光った。そんななかGKに手を焼いていたが、スルーパスからラーションがGKと一対一に。これを落ち着いてドリブルで抜き去り、無人の ゴールに決めて1−1の同点!スウェーデンにとっては勝てば予選突破も見えてくるだけに、是が非でも勝ちたい。そこをついたのがデルピエロ。相手のパスをカットして そのまま独走。そしてDFを切り返しで抜いて、ミドル一発。これをネット左上隅に突き刺してトドメ。2−1でイタリアが予選を全勝で勝ち上がり、首位で逃げ切った 試合でした。それにしてもイタリアって好きにはなれないんだよなぁ。

一次予選B組第5節
フィリップス・スタジアム
ITARY
 VS 
SWEDEN
         1 前半 
         1 後半 
         2 合計 
   ディビアジオ ラーション
    デルピエロ  

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