2004年 サテライト第3節


・前日、豊田でバスツアーを行ったまぐですが、次の日にはサテライトを見に行く事に。なんせ、豊田では控えのタマちゃん、森本あたりは試合に出ていませんからね。きっと、今日の試合で出てくれる事でしょう。 実は一番見たかったのはイイ感じ♪、イ・ガンジンくんだったのですが、まさか豊田で出場するとは予想だにしなかったので。よーしっ、今日はタマちゃん劇場やってくれよー。タマちゃんに注目します。

ヴェルディ第一グラウンド
 
   東京ヴェルディ1969
VS
   柏レイソル
  監督ベルトラン   監督田村 修 
  コーチ岸野靖之   コーチ伊達倫央 
  GK水原大樹   GK34ノグチピントエリキソン 
  DF一柳夢吾   DF35小峯隆幸 
  DF塗師 亮   DF根引謙介 
  DF富澤清太郎   DF14落合正幸 
  MF小野雄平   DF32石川直樹 
  MF10玉乃 淳   MF23大谷秀和 
  MF久場政朋   MF17永井俊太 
  MF相馬崇人   MF15谷澤達也 
  MF喜山康平   MF24平山智規 
  FW森本貴幸   FW31菅沼 実 
  FW11飯尾一慶   FW19宇野澤祐次 


・ざっと柏の面子を見てみる・・・トップレベルのメンバー出てますね。太った?小峯、185cm以上ありそうな根引、未完の大器と呼ばれて幾年月永井俊太、スーパーサブ谷澤、脅威の左平山、アイウエオ監督(だっけ?)の時は起用されてた宇野澤など。 なかなかの面子でございます。個人的に平山ここにいていいのかい? 対して、ヴェルディでは高校1年でグラウを止めた塗師、タマちゃん劇場、黄金の左喜山、ロナウド森本に期待。

     飯尾    森本                 飯尾      森本
                                  喜山
        喜山                 相馬            久場
                           ↑↑            ↑↑
 相馬            久場          ↑↑     タマ     ↑↑ 
                                  ↑↑
     タマ    小野        攻            小野
                    →撃→      
                     時       
   富澤        夢吾              富澤        夢吾
        塗師                        塗師


        水原                        水原
・トップと同じ3−5−2。小野が引いて守り、タマちゃんは比較的自由。個人的に思ったのだが、トップ下にタマちゃんいれてボランチに根占入れたら強いだろーなと思っちゃった。残念ながら、ねじ君は別メニューですけど。

・デカッ!!ピンチエリキソンでかっ!!・・・CBの根引もデカッ!!、いやいや、柏のCBはすごいねぇ。結構、CB天国みたいなイメージのある柏だけど、育てるのは上手な印象あります。デッカイCBにちっちゃい中盤という凸凹サッカーが魅力。はやく、154cmの中井くん出ないかな。

・開始早々、相手のCK。蹴るのは当然セットプレイ得意な平山。左足で蹴ったボールは弧を描いて中央へ。しかし、これは読んでいたのか水原が飛び出す。ふんっ、何てことは無いさ・・・ぽろっ・・・え?・・・真後ろにすっぽ抜け。PA内左エリアで待っていた菅沼の足元へ。これを落ち着いてワンフェイント入れてシュート。コースを消していたCBをかわしてシュートする という落ち着きも魅せてゴール。無人のゴールど真ん中へ。0−1柏が先制・・・むぅ。ま、仕方無い仕方無い。次はしっかりとパンチングで処理してくれよ、ちなみに今日は雨降ってます。

・小野っちょがボールをカットして、すぐに左サイド相馬へスルーパス。小野っちょガタイ良くなったなぁ。もともと、フィジカルとメンタルの高さからプロ向きと呼ばれただけはある。根占と違いボールの奪い方も相手にどっかーんっ!とぶつかりに行くからね。試合中に相手がボールをキープしてる時に「当たれ当たれ!」言ってる人は好きかもね。まぐはセットで根占をお願いします。小野が当たりに行って根占が拾うっての好きなんで。 相馬も左サイドを独走、センタリングを上げるもゴールラインを割ってしまう。相手選手が体を寄せてくると、途端に精度が悪くなる。ここが課題かな。

・今日も主審不信は相変わらず。ってか、こっちも悪いけどね。飯尾がパートナー同様同じ技を繰り出した。まるで、前日の再現。右サイドでボールをもらった選手に対して、真横からキャミィも真っ青の必殺「スパイラルアロー」(↓→+キックボタン)で相手を吹っ飛ばした。・・・・おーい、飯尾よお前もか!!ただ、横からだった事と一樹ほど深く無かった分だけイエローで済んだ。うーん、飯尾も一樹もヤンチャですな。そういえば、顔だけで判断すると相馬もそれっぽいしなぁ。 戸川はダイジェストで一樹と仲が良いって言ってたしなぁ。ユース同期組が暴れてますよ、あの頃より良い意味でも悪い意味でも進化してるし。ユースエヴォリューションめ。

・戸川や李くんに先を越されたが、クラウディオの累積警告の時は俺を呼んでくれ!・・・かんぺーが左サイドから一気にロングフィード。昔、サテライトでやしけんを驚かせた伝説の低空ロングフィード炸裂。これを右サイドでカリオカ久場がタメて待つ。すると、大声で小野っちょが叫ぶ。「タメろ!タメろ!」全力で走り出す小野っちょが久場の裏をまわる。カリオカがしばし、ボールをまたいで踊る。←フェイントなのね。そして、右サイドのスペースへ縦パス。小野っちょがスピードを殺さずに ダイレクトでセンタリング!中央へ見事なセンタリングが届くが森本の位置まで合わなかった。うーん、惜しい。相手DFも触れなかっただけに触れば1点でした。タマちゃん、さり気なく手を伸ばして触ろうとしないで・・・。

・左FK、平山からのキック。これが中央へ入ってくる。水原もさっきの件があってか飛び出しのタイミングが少しズレた。そこを長身CB根引が突っ込んでくる。水原以上の高さを誇る、まるで2階から打たれた程の脅威のヘディング。水原を吹っ飛ばしてゴール左下へどっかーんっ!!見事な迫力のあるゴールでした・・・って、GKふっ飛ばしてる時点でファールです。キーパーチャージでノーゴール。それにしても打点の高いヘッドだこと。

・小野っちょからのスルーパスが相馬へ渡る。カウンター気味にはたらいたボールなので相馬がフリーで独走。さぁ、相馬をこのままフリー状態のままでいいの?、とんでもないセンタリング入ってくるよ。そう、相馬のセンタリングは半径3m以内に敵が居ない場合にのみ発動する。ファーサイドに走りこんだ森本までどんピシャのタイミング。左足ボレーで流し込みシュート!!これはゴール左下へ。しかし、残念ながらポストへかきーん!!ぬおーーーっ!!惜しい。これは確実に入ったと思っただけに・・・。 ノグチピントエリキソンも一歩も動けなかったシュートでした。

・中盤でかんぺーと誰かが空中で激突!・・・しかも、かんぺーがクリアできるボールだったのに、後から遅れて飛んだばかりかボールに行かずに激突しに来た。かんぺーは勿論覚悟してないなかでのクラッシュだっただけに、そのまま転倒でノックアウト。ぴくりとも動かず・・・そ、そんなぁ・・・か、かんぺーーーーーーーーっっ!!そうか、逝ったか・・・ピシャッ!(ブラインダー閉めた音) 富沢清太郎、殉職・・・。んなバカな。でも、後に途中交代。こっちはケガ人多いんだから、やめてくれよー。

・右からのFK。ぐーんと伸びたボールがそのまま入ってゴール・・・え?・・・うそ・・・これ取れませんでしたか、ショック。今日はどうしちゃったんだ水原。前々節のサテライトでは水原をMVPにしてるほどの活躍したのに・・・。そっか、雨の水原はパワーが落ちるんかも。太陽電池で動く水原よ、頑張ってくれぇー。*公式HPによるとPA内で宇野澤が合わせてゴールしたらしい。すまんね、水原。
     飯尾    森本                 飯尾      森本
                                  喜山
        喜山                 三原            久場
                           ↑↑            ↑↑
 三原            久場          ↑↑     タマ     ↑↑ 
                                  ↑↑
     タマ    小野        攻            小野
                    →撃→      
                     時       
   相馬        夢吾              相馬        夢吾
        塗師                        塗師


        水原                        水原
・相馬がかんぺーの位置に下がって、ユースのマルディーニと呼ばれる黄金聖闘士「ゴールドセイント」三原直樹登場。まぐはユースの岡村靖幸と思ってます。イケナイコ〜トカ〜イ♪・・・んで前半終了。




   −後半−
・後半開始早々、柏がペースを握る。前半は支配率だけで行ったらほぼ互角の展開。ただ、決定的なシーンを多く作ったのは柏の方かな。左サイドから入ってきた菅沼が遠目からロングシュート。しかし、これは枠の上を超えていく・・・ カキーンッ!!・・・??・・・あれ? クロスバー直撃? うーん、水原が完全に見逃したけど、あれって入ると思ってなかったんじゃ?いやいや、今日は雨降ってるからさぁ。

・センターサークルで森本がボールキープ。あれ? 今日は試合中、ずっと森本をマークしていた柏だったのにここでマークを離してしまった。ぐっふっふっふ、君達・・・消されるよ。世間から編集されるよ。いきなりゴールへ向ってドリブル開始。 さぁ、森本よ封印を解き、自分のプレーを魅せてくれーっ!うおーー、好きにやれーっ!!そのまま、PA内右エリアまで突破。そこからシュートを狙うも外へ・・・くぅ、惜しい惜しい。それにしても、あんた本物だよ。

・PA内でPA内で菅沼と一柳が対戦。空中戦で菅沼が足を滑らせて倒れる・・・・あっ、倒れてるのを知らない一柳がジャンプしてボールをクリア。しかし、その際空中にいた一柳の足が菅沼の足と接触して体勢がかわる。・・・一柳夢吾・・・またの名を「殺し屋イチ」カズをケズリ殺して退場した伝説も持つ。カカトに鋭利な刃物を仕込んでいる イチ。そのまま、地面に仰向けになって倒れてる菅沼へ。必殺「ファイブスター・スプラッシュ!!」どさっ!!・・・まぁね、下はリングじゃないから固い地面だから。もちろん、ゴロゴロのた打ち回る菅沼・・・。くぅ、すまん菅沼。でも、偶然の産物だからね。

・森本vs谷澤。後ろからケズり続ける森本。何か、谷澤に嫌な目にでもあったんか?ってぐらいしつこい。すると、谷澤の堪忍袋の尾が切れた。・・・ぷっつ〜ん・・・「てめぇ、このヤロー!!」と裏拳一発もノーガードでモハメド・アリばりのバックステップする森本。かわされたから、余計に腹が立ち胸ぐらに手をつかまんばかりに激昂する谷澤。 しかし、先ほどは下がった森本も向ってこられたら下がる訳には行かない。相手より背が高い事をいいことにズイッと前へ一歩。むむぅ、引かないどっちも引かないぞ。すると、柏の選手が一斉に止めに入る。そこで根引が一言。「大丈夫だよ、怒るなよ相手はまだガキじゃねぇーか。」16歳と19歳のケンカって、どっちもガキじゃねぇーか! ってか、先に手を出す谷澤くんの方が心配。 そういうキャラなの? 森本くんはそういうキャラじゃないから、次からはケンカを売るのは一樹とかにしてください。ユースエヴォリューションのメンバーなら誰でもいいや。

・ケンカしちゃって頭に血がのぼってるのか谷澤くんはここから精細を欠きます。んで、逆に調子こいちゃってるのが森本。相手からのパスをもらった森本くん。PA内でGKと一対一の大チャンス。むむっ、ここはやっぱり怪物ロナウドの異名通り、ロナウド流奥義「インサイドでころころ〜」シュートを繰り出せば百発百中だーっ!!・・・と思ったのに意外や思いっきりシュートで外へ。あれぇ〜、 おかしいなぁ。いつもならちょこんと流し込みシュートなんだけどなぁ・・・。
     林     森本                 林       森本
                                  タマ
        タマ                 相馬 三原      喜山   
                           ↑↑              
   三原        喜山            ↑↑               
                           ↑↑            久場
        小野           攻     ↑↑     小野     ↑↑
                    →撃→    ↑↑            ↑↑
                     時     ↑↑            ↑↑
 相馬            久場          相馬            久場
     塗師    夢吾                  塗師    夢吾


        水原                        水原
・そういえば、あんまり目立たなかったなぁ飯尾。最近の飯尾は、昔の飯尾を払拭しようとしてるのか何なのか分からないけど、ウィングプレーにこだわっちゃうんだよなぁ。ってか、まぐはこだわって欲しいんだよねぇ。最近の飯尾は どうも勝負してくれなくて・・・やっぱ、肩の脱臼癖恐いんかなぁ。サイドで一対一を勝負してこそ、飯尾でしょ。まだまだ、飯尾のプレーには納得してないぞーっ!!将来的に一樹と飯尾の2トップを夢見るなら、やっぱり復活を期待します。 ゴールせんでもいいのよサイドでの攻防見れれば。

・左サイドで相馬がまたしてもフリー。だからぁー・・・相馬をフリーにしちゃうと飛んでくよー。サイドを深いところまでえぐってからのセンタリング。中央へ精度の高い見事なセンタリング、これに185cmの根引に競り勝って森本がヘディングシュート・・・も外へ。 うおーーっ!競り勝ったぞ・・・あとはゴールだけ。
     林     森本                 林       森本
                                  タマ
                           相馬 須藤      弦巻   
  タマ          弦巻           ↑↑              
                           ↑↑               
                           ↑↑            久場
     須藤    小野        攻     ↑↑     小野     ↑↑
                    →撃→    ↑↑            ↑↑
                     時     ↑↑            ↑↑
 相馬            久場          相馬            久場
     塗師    夢吾                  塗師    夢吾


        水原                        水原
・喜山にかえて俺達の弦巻♪、途中交代で入った三原が途中交代で魂の男須藤登場。いやぁ、ユース勢を見るのも久しぶりなのです。なのに、ほとんどこれで試合終了・・・。あらま。



5/16(日)Jサテライトリーグ
ヴェルディ第一グラウンド

東京ヴェルディ1969
 VS 
柏レイソル

前−半

後−半

合−計

 

 菅沼 実

 

 宇野澤祐次


   −おまけ−
・ま、そんな訳で個人的に気になった事をいくつか。
前半の3−5−2、一柳・富澤・塗師・・・この3人自体は悪いトコ無かったですよ。特に塗師は見事でした。宇野澤だろうと菅沼だろうと入ってきたら、ボールだけをかっさらう。将来が楽しみな選手です。タマちゃんが今回はボランチでした。どうやら、結構前から試されてたみたいですね。 出来なくは無いですが、そのためには「タマちゃん劇場」は封印しないとなりません。ってか、この日はタマちゃん劇場はありませんでした。ノーガードで「取れるもんなら、取ってみろーっ!」必殺「蛇使い!」とかそういう技は一切やらなかったというより、出来なかったのが残念。やっぱ、タマちゃんは トップ下かなぁ。相馬も充分左サイドでやっていけるとは思いますが、フリーじゃないと精度が高く無いのも考え物です。こればかりは経験を積みましょうか。

   −今日の受賞者−
MOM : −該当者無し−    負けたってば
MVP : DF 塗師 亮    初選出/通算3度目
MVP : MF 相馬崇人    初選出/通算3度目
MVP : FW 森本貴幸    初選出/通算3度目


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)だ。
結局、負けちゃったのでMOMは無し。MVP級の活躍はCB塗師。何度も得点の機会を作り出した相馬も。相馬はフリーでセンタリングをあげる機会も多かったのでやりやすかったかも。そして、ポスト一本、GKと一対一のチャンス1本、無理矢理ドリブル3本と見せ場はしっかりと作りました。伝説の山西抜きも一回やりましたね。 このように森本くんは俺様プレーやって構いません。だって、勝負したら勝てる確率の方が多いし。おそらく、エムボマよりも勝てるんじゃないだろうか。何ていうか、体の周りに「円」を張って一歩でも近づいたらカカトに付いてるロケットエンジン噴射するぞってな具合です。分かりづらいですか?・・・それでも、ついてきてください。 ともかく、森本くんは今の内に伸び伸びやってくださいな。今はプロで通用する技、しない技ってのをじっくりと研究しなさい。だって、普通に高卒ルーキー達の全てが通用しないで、絶望し挫折していく様を見てきてますから、通用する技とを区別出来るだけで凄いんだし。ともかく、森本は一言ですよ。「好きにやれーっ!!」ってね。


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