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1999年最終予選

オリンピックとは世界規模で行われる国際的スポーツ競技大会である。 4年に一度行われる。しかし今ではサッカーはもうすでにオリンピック の枠を超えて開催されており、前回のアトランタではアトランタでは 行われていない。W杯と違う点はUNDER-23での試合出場でそれ以上の 年齢は3人までとなっている。以外にもブラジルは優勝経験はない。


1999年シドニー五輪最終予選第1節
アルマトイスタジアム
カザフスタン代表 VS タイ代表
           0 − 
           0 − 
           0 − 
   


1999年シドニー五輪最終予選第2節

日本代表のメンバー
監督P・トルシエ
GK18曽ヶ端 準
DF22中澤祐二
DF5宮本恒靖
DF16中田浩二
MF7明神智和
MF6稲本潤一
MF12遠藤保仁
MF28中田英寿
MF10中村俊輔
FW30高原直泰
FW17平瀬智行

IN FW11福田健二 ← OUT高原直泰
IN FW23小島宏美 ← OUT平瀬智行
IN MF24本山雅志 ← OUT中村俊輔



カザフスタン代表のメンバー
監督 フォミチェフ
GK1ロリヤ
DF17ゼムツォフ
DF2コズーリン
DF3クスミベコフ
DF13キシシェンコ
DF8スマコフ
MF10シェフチェンコ
MF16アルチョモフ
MF9アリエフ
MF15トラビン
FW4ガルクシャ

IN ウラザエフ ← OUTアリエフ
IN ウラズバスチン ← OUTアルチョモフ
IN ガリッチ ← OUTガルクシャ



アルマトイスタジアム
カザフスタン VS 日本代表
           0 − 
           0 − 
           0 − 
  中田英寿
  小島宏美




・試合内容
始めから地面のデコボコしているカザフスタンのアルマトイでの戦い方を始める日本代表。 なるべく浮かさないよう気を使ってのパス回しでまずは慣れようという意図が見えた。 そして一番最初にこの芝に慣れたのはやはり中田英寿であった。序盤だけでミドル3本、FKから1本と 打ちまくっていた。積極的な姿勢はさすがだ。そしてそのうち早々とミドルを一本決める。ミドルシュートは サイドネットへという定石通りの素晴らしいシュートだった。その後後半に入ってカザフがミドルシュートの 雨あられ。しかし枠を外す物や曽ヶ端の守備範囲内のものばかりでこれといってピンチというほどのもではなかった。 しかしミドルは一本でも入れば上等なので打たせないようにするのも守備陣の仕事だと思う。そしてこのまま終わるかと 思われた後半42分にCK中田英寿から低いクロスを稲本がダイレクトループボレーを決めて勝ちを確実の物にした。

・個人的な感想
最初から試合を見ているとやはり中田英寿にかかるプレスはかなりきついものがありながらも、やすやすとシュートまで持っていく のはさすがだった。先制のミドルもたいした物だ。それにもまして今日はDF陣の中沢・中田・宮本も素晴らしい堅守を見せた。 ただ一つの中沢のミスだけが痛いが、あのグラウンドでは仕方ないか。ボランチの稲本はやはり日本のボランチとして最高レベルといえよう。 しかし、この試合はミスが目立ちすぎた。それもドリブルで抜かれるのを仕方なくファールで抑えるというものもあった。それにくらべて 遠藤の仕事は目を見張る物があった。右サイドで顕著に守備に帰る明神も良かった。あとはFW陣の争いがどこまで発展していくかが 見物かな。福田をもっと長い時間見たかったってのもあるかも。



1999年シドニー五輪最終予選第3節
国立競技場

日本代表のメンバー
監督P・トルシエ
GK18曽ヶ端 準
DF22中澤祐二
DF5宮本恒靖
DF16中田浩二
MF7明神智和
MF6稲本潤一
MF12遠藤保仁
MF10中村俊輔
MF24本山雅志
FW30高原直泰
FW11福田健二

IN FW17平瀬智行 ← OUT福田健二
IN DF4戸田和幸 ← OUT本山雅志
IN MF37藤本主税 ← OUT中村俊輔



タイ代表のメンバー
監督 ピーター・ウィズ
GK20ウィラット・S
DF2タノンサンク
DF8ニルット
DF14アピチェート
DF16ナラット
DF19カネー
MF7ティーラサックイ
MF13イッサレート
MF21キッサナ
FW11ジャトポン
FW スティー

IN  イッサワ ← OUTイッサレート
IN 3プレラタット ← OUTナラット
IN 9バムルン ← OUTジャトポン



国立競技場
日本代表 VS タイ代表
           0 − 
           3 − 
           3 − 
平瀬智行(遠藤) ジャトポン
平瀬智行(本山)  
高原直泰  




・試合内容
最終予選最初のホーム戦ということで攻撃的な試合内容が予想された。 確かにそうではあったが、いかんせん最後の詰めがあまい。結局シュートが枠に 行かずに得点が出来ずに前半を終了する。後半は福田に変わって平瀬を投入。 これが采配ズバリ! 左CKを遠藤がニアサイドへ上げて平瀬が決める。アウトサイドに 中沢が行ったことによって囮になったのが効いた。その後も本山からまたも平瀬が決めて 2−0。その後高原が決めて差を開くが、タイに得点を許してしまう。これはやってはいけない 失点だったが、2−0で取られた訳ではないので痛くもかゆくもない。結局後半も 決定的なものを幾度も外し、もっと得点を決めてもよかった試合となった。

・個人的な感想
予想よりもタイの選手達の守備・そしてカウンター戦術の徹底がよく組織されていた。 ボールを奪ってからすぐにカウンターに移るときの回りの選手の動き出しはすごいものがあった。 今のヴェルディの選手達にも教えたいぐらいだ。もっと動こう。それはさておき、個人的に見たかった 選手として主税選手がいる。最後の決定機は「阿波踊り」が目の前に浮かんだのか、あれを決めたら 間違いなくニュースとかで取り上げられて、一躍全国区にのしあがれたのに・・・。残念だった。 やはりこのC組は一次予選レベルと言っても過言ではないかもしれない。下のは当日撮ったもの。

左が代表レプリカユニの「中沢」モデルです。そして右が「たまさん」達が作ったTシャツです。 他にも色々な選手のTシャツをみんな着てた。ちなみに左が「RAIN」さん。右が「たま」さんです。
スタメン選手の紹介が電光掲示板に映った。中沢選手のを撮れた。もっといいアングルで 撮りたかったな。ちょっと失敗。
これが一番綺麗だったので撮りました。やっぱいいなぁ。日本代表って。 最高だよ。でもちょっと見ずらいやね。




1999年シドニー五輪最終予選第4節
チェンマイスタジアム
タイ代表 VS カザフスタン代表
           0 − 
           1 − 
           1 − 
コンケイオ トラビン
  ガリッチ2
  ウラザエフ


1999年シドニー五輪最終予選第5節
国立競技場

日本代表のメンバー
監督P・トルシエ
GK18曽ヶ端 準
DF22中澤祐二
DF5宮本恒靖
DF16中田浩二
MF6稲本潤一
MF12遠藤保仁
MF7明神智和
MF10中村俊輔
MF28中田英寿
FW17平瀬智行
FW11福田健二

IN MF13酒井友之 ← OUT遠藤保仁
IN MF24本山雅志 ← OUT福田健二
IN FW30高原直泰 ← OUT稲本潤一



カザフスタン代表のメンバー
監督 フォミチェフ
GK1ロリヤ
DF17ゼムツォフ
DF2コズーリン
DF3クスミベコフ
DF13キシシェンコ
MF6バルティエフ
MF10シェフチェンコ
MF16アルチョモフ
MF15トラビン
FW11ガリッチ
FW14ウラザエフ

IN FW ビヤコフ ← OUTガリッチ



国立競技場
日本代表 VS カザフスタン代表
           0 − 
           3 − 
           3 − 
平瀬智行(中田英) シェフチェンコ
平瀬智行(中村)  
中村俊輔(FK)  




・試合内容
前半から終始攻撃的に行くことは行くのだが、いつもの決定力不足は否めない。 MF明神・DF宮本・DF中田浩らが次第にミスをし始める。これが少し流れを 変えさせた。そして稲本が与えたFKを一番背の低い165cmのシェフチェンコの ヘッドで先制されてしまう。ホームでは一番やってはいけないことをしてしまった。 前半すぐにトルシエは遠藤に変えて酒井を投入するなどしていた。後半に入り本山を 投入、すぐあとには稲本に変えて高原も投入する。これが大当たり。中田英のクロスを 平瀬がヘッドで決めて同点。中村のシュート性のミドルパスをズバッと平瀬にあわせて 2ー1。中村本人が後半終了間際にFKを直接決めて3ー1で終了。シドニーへの切符 を手に入れた。

・個人的な感想
カザフは思ったよりもGKのロリヤの好セーブで前半をしのいだ印象が強い。 しかし失点はいけない。あの状況だと相手は間違いなく1点で逃げるアウェー勝負を してくるのはみえみえだ。これからもあれは気をつけてほしい。トルシエの 選手起用は確かにすごかった。しかし個人的には高原ではなく小島を投入してほしかった。 私が見たところFW陣はやっぱり能力が低い様に見える。平瀬は確かにうまい。しかし 、数うちゃ当たるでは困る。福田・高原ももっとキープしてほしい。やはり万能の FWはいないか・・・。でもともかくシドニーはおめでとう。あの現場に入れて マグロンは本当に幸せだ。


1999年シドニー五輪最終予選第6節
タイ・ラジャマンガラスタジアム

日本代表のメンバー
監督P・トルシエ
GK20南 雄太
DF22中澤祐二
DF5宮本恒靖
DF4戸田和幸
MF7明神智和
MF6稲本潤一
MF16中田浩二
MF10中村俊輔
MF24本山雅志
FW17平瀬智行
FW29小島宏美

IN DF25市川大介 ← OUT中田浩二
IN FW39北嶋秀明 ← OUT小島宏美
IN MF37藤本主税 ← OUT本山雅志



タイ代表のメンバー
監督 ピーター・ウィズ
18サネーハー
2パジャッカター
3ポールアンディー
11トンスック
13パラー
14プッタン
16ムニンノッパマー
17ファンプラコープ
21ウォンブッティー
25パンピー
27ジャンカム

IN 7ポーオン ← OUTジャンカム
IN 23ジャンイム ← OUTファンプラコープ
IN 10コンケイオ ← OUTパラー



ラジャマンガラスタジアム
タイ代表 VS 日本代表
           0 − 
           0 − 
           0 − 
  平瀬智行2
  小島宏美
  明神智和
  市川大介
  藤本主税




・試合内容
もうすでにシドニー五輪出場を決めた日本にとっては他の選手達の調整試合になってしまったが 、フレッシュな顔ぶれを期待したいところ。その予想通りGKの座を奪われた南とDF戸田、FW小島という スタメンが出てきた。しかもボランチには本来のポジションに戻れた中田浩二が抜擢された。前半から攻勢をかける 日本だがなかなか得点が取れない。しかしこの五輪予選すべてをとうしてラッキーボーイだった平瀬が立て続けに 2得点。その後も前半ロスタイム平瀬から小島へ通って3−0。後半に入って市川を投入。その後も有名になったCK 直接ボレーを明神が決めて4−0。まだまだ止まらずその後は市川が強烈ミドルを決めたり、ショートコーナーを 中に切れ込んだ藤本のミドルで6−0。藤本は恒例の「阿波踊り」も出来て感動!・・・とここまではまるで何でも上手く 言ったかに見えるが、平瀬はハットトリックのチャンスを幾度と外し、途中交代の北嶋が結局初得点をおあずけになったりと、 決定力はまだまだでした。


・リーグ戦
順位チーム名 勝点
1位日本代表 14+1212
2位カザフスタン代表 −1
3位タイ代表 13−11





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